平成19年 第2回定例議会報告【2】

《議会報告》

「くすのきの郷」における介護報酬の不正請求、および文京区の指定取り消しについて (厚生委員会)

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概要

文京区立特別養護老人ホーム「くすのきの郷」は虚偽の報告をし、介護報酬約4,600万円を不正受給していた。
この問題で、都は2007年6月18日、介護保険法などに基づき、文京区の事業所指定を取り消した。
「連座制」が適用され、ほかの区立3施設とデイサービス8事業所の指定更新が認められなくなった。
今後は、これらの施設は民設民営での運営にしていく。
文京区議会「くすのきの郷介護報酬不正請求に係る文京区に対する処分について」ページへ

この問題について、えびさわも所属する厚生委員会では長時間にわたり質疑がおこわなれました。
この質疑を通して明らかになった事を、えびさわの区への依頼事項も含めて報告いたします。

虚偽の内容

夜間配置基準は5人だが、くすのきの郷では、職員4人体制だった。

平成14年2月に都から、「早急に人員体制を確保すべき。」との指摘を受けた。
指定管理者である「同胞互助会」は、平成14年4月から、19年2月まで
くすのきの郷では職員定数外で受け入れていた、派遣ボランティア(フィリピン人)を、夜間勤務体制に組み入れていた。
区などへの提出書類には、日本人名で表記して基準を満たしているように装った。


都から1度指導が入っていたのが、区の指定管理者への確認が書類のみだった。

今後は、指定管理者について、もっとチェック体制を強化するよう依頼をしました。
また、届出書類の審査だけではなく、現場の確認も実施することも依頼しました。

今後の対応
入所者の方や、その家族に不安のないようなサービスを一番に考えるよう依頼しました。

問題を起こした社会福祉法人「同胞互助会」は指定管理者を取り消し
取消し期日までの間、適正な運営する事を確認しました。

区立施設から、民設民営施設への転換
くすのきの郷は、12月1日から公募により社会福祉法人を選定し民営化。
他の3箇所の区立特別養護老人ホームと、7箇所の高齢者在宅サービスセンターは、20年4月1日から民設民営で運営。
現在の指定管理者(社会福祉法人)に、設置者となることを要請するよう依頼しました。
現在と同様のサービスの継承を図ることを、強く依頼しました。

土地建物の無償貸付など今後も文京区としての支援を続けていく。

民設民営後もサービスの低下を招かないために、文京区として支援を続けていく。
サービスが低下しないことを大前提にしながら、区の支援条件は随時見直しをしていく。


また職務の怠慢によって不正行為を発見、防止できなかった事を真摯に捉え、関係する文京区職員には厳正なる処分を対処します。

保育園の入園状況 (文教員会)。

待機児童は、近くの保育園に入れないなど偏在の問題等で、4月1日現在で69名です。
(定員1,991人・在籍園児1,947人・欠員44人)

来年度、音羽1丁目に私立保育園「八千代保育園」ができ、0歳~5歳までで計45名の定員増となります。

しかしこれだけではまだ、待機児童の問題解決にはならないでしょう。

もっと、安心してお子さんを預けられる環境になるようこれからも取り組んでいきます。


平成19年第2回定例会会議録
平成19年第2回定例会において可決された議案


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