えびさわけいこ通信42号


こんにちは、えびさわけいこです。

2021年がスタートいたしました。 昨年は新型コロナウイルスとの闘いの1年でした。

区議会では、区民の皆さまが 健康で安心した暮らしが維持できるよう、区長及び教育長に6回にわたり議長名で要望書を提出しました。そして臨時議会を開催し、PCRセンターの設置や入所施設の定期検査などの感染予防対策、小中学校へのタブレットの整備や経済対策など4回の補正予算の審議を行いました。
また、昨年11月からは本会議におけるインターネット生中継を、今年2月定例議会からはインターネット録画配信に字幕付与をスタートいたします。これからも議長 として全力で議会改革も進めてまいります。

新型コロナウイルス経済対策事業について自治制度・地域振興調査特別委員会

① 信用保証料の助成について
コロナウイルスの影響を受けた区内中小企業の支援のために設置した、区融資あっせん制度「新型コロナウイルス対策緊急資金」について、区は事業者が負担した保証料のうち30万円を上限とし補助をします。すでにこの資金の融資を受けている事業者に対しては、さかのぼり補助を行います。現在、申請受付中です。

② 緊急就労支援事業について
新型コロナウイルスの影響を受け離職した区民等と、人材の確保を希望する区内中小企業のマッチングを支援します。
求職者は研修を行った後、マッチングが成立した企業に派遣され、有給での就労体験に従事し正規雇用を目指します。実施にあたっては丁寧な選考を行うこと、また令和3年度も継続して事業を実施するよう要望しました。

③「LINE Pay」でお買い物をするとポイントが還元されます。
商店街活性化事業として、昨年11月から「LINE Pay」(QRコードによるキャッシュレス決済)が利用できる区商連加盟店舗で、LINEPay決済をすると、小規模の小売店や個人商店では10%、大型スーパーやドラッグストアでは2%のポイントが還元されます。
「新しい生活様式」が推奨されている今、キャッシュレス決済が普及するのはとてもよいことだと思いますが、高齢者やキャッシュレス決済に詳しくない人もスムーズに利用できるよう、使い方をきちんと周知すべきと要望し、説明会を実施してもらうことになりました。

家具転倒防止器具一部助成を全世帯に拡大災害対策調査特別委員会

文京区地域防災計画の53の施策の取組状況を調査し、課題や今後の見通しを確認しました。そのうちのひとつに「家具転倒防止器具の普及」があります。以前は、高齢者・障害者世帯や避難行動要支援者名簿に記載されている世帯を対象に、区が家具転倒防止器具の設置にかかる費用を一部負担するという施策でしたが、今回の見直しで、「全世帯」が対象となりました。
コロナ禍で在宅避難が推奨されている現在、この施策についてより広く周知していきます。

災害情報を受信できるスマートフォンを貸与災害対策調査特別委員会

避難行動要支援者名簿に登録されている人へ、災害情報をいち早く伝えるため、一斉情報伝達システムを導入します。防災行政無線の放送内容を受信できる対応アプリケーションを搭載した「スマートフォン」を貸し出しします。
貸与の対象者は、避難行動要支援者名簿登録者で、令和2年度は身体障害者の一部(聴覚障害者・視覚障害者など)や、日常生活全介助の難病医療費受給者が対象となります。令和3年度は、要介護3以上の方、知的障害・精神障害をお持ちの方に貸与予定です。

コロナ禍における心身障害者緊急一時保護事業の実施厚生委員会

在宅で障害者の介助を行っている家族が新型コロナウイルス感染症にかかり、入院などの隔離措置が取られた場合、残された要保護障害者の食事など日常的な介助の支援を行うため、区内障害者施設内の一部を短期で借り上げ、そこで保護や見守りを行うことにしました。
隔離されている家族が安心して治療に専念できるための取り組みです。
今回は障害者だけが対象となっていますが、えびさわは、介護が必要な人や、小さなお子さんがいるご家庭にもこの対応が必要だと要望を続けていきます。

ロタウイルスワクチンの定期接種について厚生委員会

令和2年10月よりロタウイルスワクチンが新たに定期予防接種に追加されました。令和2年8月1日以降に生まれたお子さんが対象で、無料でワクチン接種ができます。
また、前号も報告したとおり、今年度(令和3年3月まで)は65歳以上の高齢者の方にはインフルエンザ予防接種と肺炎球菌予防接種(5年に1度)の費用助成を行っています。

高齢者・障害者・こども施設のPCR検査の実施について厚生委員会

区内施設で罹患者が発生した際には、対象範囲を拡大し「発生時検査」等を実施し、生命・健康を損なうリスクの回避と施設運営や区民生活が安定的に継続できるようにしていきます。
また、入所施設については、「定期検査」を実施してまいります。
発生時検査とは、たとえば小学校等で罹患者がでた場合は、保険所が濃厚接触者と認定しなかった方でも、罹患者と同じクラス等で不安を感じ検査を希望した児童には区で検査を実施するものです。

文京区立公園の改修等工事進捗状況について建設委員会

主要公園工事の進捗状況が報告されました。再整備工事中の「お茶の水公園」と、改修工事をしている「音羽児童遊園」が令和3年3月12日に完成予定です。とても楽しみです。

「宮下公園」と「本駒込一丁目第二児童遊園」及び「久堅公園」と「小石川四丁目児童遊園」はこれから区民の意見を聞いて、工事へ向けての準備を進めていく予定です。

「文の京」総合戦略について総務区民委員会

「子どもの貧困対策」や「介護サービス基盤の充実」、「地域防災力の向上」など、「文の京」総合戦略にかかげる54の主要課題の解決に向けて、より効果的で効率的な戦略を検討した結果についての報告がありました。
新型コロナウイルス感染症対策については、これまで感染拡大の状況に応じて補正予算で対応してきましたが、ワクチン接種事業も含め今後も継続的に取り組む必要があるため、「文の京」総合戦略の新たな主要課題に追加しました。

9月と12月にも補正予算を組みました総務区民委員会

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止しつつ、社会経済活動のレベルをあげていくために、7月に続き令和2年度4度目となる補正予算を組みました。(補正後の令和2年度の一般会計は約1425億となります。)
感染防止対策としては、PCR検査センター設置や発生時検査や入所施設の定期検査などを組み込みました。経済対策としては、中小企業支援や、キャッシュレス決済によるポイント還元事業、SNSを活用した観光事業などを組み込みました。災害対策としては、密を避けるために避難所のパーテイションなどを組み込みました。

文京区立図書館のシステム更新文教委員会

区立図書館のシステムを新しくするにあたり、セキュリティ強化をするとともに新機能を追加します。新しい機能として、電子書籍(電子書籍1000タイトル・オーディオブック3000タイトル)や、イベントの電子申し込みなどが追加されます。
えびさわは、1000タイトルでは少ないので電子書籍の数を増やしていくこと、今後はICタグの設置や電子貸出機・返却機などの検討も進めていくべきと要望しました。

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