12月23日に、エビちゃん食育隊プロデュース
「蕎麦(そば)を楽しむ!!年越しそばを作ろう!」を開催しました。
今年も残りあとわずかとなりました。
今回は年末に向け、「手打ちの年越しそば」を作りました。
伸ばして切って、そばの盛りつけをアレンジして楽しみました。
調理の後、文京区議会議員でフードアナリストの
えびさわけいこから、「食育ミニ講話」がありました。
今回のミニ講話のテーマは「おそば」です。
「おそば」についての話がありました。
その模様を報告させていただきます。
★12月23日祝日。
親子で、お友達で、たくさんのご参加ありがとうございました。
みんなでおいしいおそばを作って、打ちたてのそばを味わいましょう!!!
★はじめに、えびさわけいこから、挨拶とお願いがありました。
「調理の前は、手をよく洗いましょう!!」
早速名人のそば打ちの実演が始まりました。
皆さん前に集まって実演を見学していただきました。
★そば粉に水を加え、ボロボロの状態からこねて生地がひとつにまとまりました。
実際に手で触れて、そばの生地の硬さを感じてもらいました。
★次は生地を伸ばします。
板に生地がくっつかないようにたくさん打ち粉をして、丁寧に生地を伸ばします。
こちらも伸ばした生地の厚さを、手で触れて確認しました。
★伸ばした生地をきれいに畳んで、細く切ります。
切れたところで、第1段階終了です。
★皆さんはあらかじめ丸めた生地を伸ばすところから始めました。
名人から教えてもらった通りに、生地を丁寧に伸ばしています。
★みんな楽しそうに生地を伸ばしています。
麺棒の使い方がとても上手で、薄くきれいに出来上がりました。
★一番むずかしい麺切りです。
大人もなかなか細く同じ太さに切るのは大変です。
細く丁寧に切っていますね。
★第2段階は麺茹でです。
沸騰したお湯で茹でるので、大人の方に担当していただきました。
茹でるコツを、名人から教えてもらいました。
★おそばを茹でている間に、薬味の準備をしました。
長いもや大根を下ろしたり、ねぎを切ったりしました。
茹で上がったおそばに、焼きのりを思い思いの形に切ってアレンジしました。
★出来上がりました!!
クリスマスツリー、かわいいですね。
名人の打ったおそばと食べ比べしてください。
違いが分かりましたか?
★食事会の前に、
文京区議会議員でフードアナリストのえびさわけいこから、「食育ミニ講話」がありました。
【えびさわけいこ食育ミニ講和】
「年越し蕎麦」は、地域によっては、
大みそかに食べる事から「みそか蕎麦」と言われているところもあります。
「年越し蕎麦」の由来は、いろいろ言われています。
一般的には、下記の3つです。
1つ目は、蕎麦が長いことから
「細く長く達者に暮らせることを願う」という説。
2つ目は、蕎麦が切れやすいことから、
「一年間の苦労を切り捨て、翌年に持ち越さないよう願う」という説。
3つ目は、金銀細工師が金粉を集めるためにそば粉の団子を使用した事から
「金を集める縁起物」とされる説。
また「薬味のネギ」は、
ねぎの発音から「ねぎらい祈る」意味などがあります。
どうぞ、12月31日にご家族で年越し蕎麦を食べるときに
こんな事を話しながら、2009年を振り返ってみてください!!!
蕎麦には、食物繊維、タンパク質、ルチン・ポリフェノールなど
カラダにいい成分がたくさん含まれています。
★楽しい食事会の後は、皆できちんと片付けて終了しました。
楽しく「作って」「食べて」「勉強して」みんなに伝わると嬉しいです。
◇えびさわけいこから皆様へ◇
えびさわけいこは、講義・講演だけでなく、
みんなで調理したり、食べるなど、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。