平成25年度 第3回定例議会報告

こんにちは、文京区区議会議員のえびさわけいこです。

今回のえびさわけいこ通信は、定例議会でえびさわが自民党を代表して「区長」および「教育長」に一般質問をした主な質問内容と、行政からの回答を報告いたします。

また、決算委員会も同時に行われ、平成24年度文京区「一般会計(766億)」・「国民健康保険特別会計」・「介護保険特別会計」・「後期高齢者医療特別会計」の4決算が賛成多数により認定されました。

「基本構想実施計画及び平成26年度の予算」について

えびさわ
 平成25年度は「基本構想実施計画」の仕上げの最終年度です。
PDCAサイクルがきちんと回っていたか、各事業の
成果や評価を、今後の計画にどう活かしていくのか。
そして「基本構想実施計画」の総括を26年度予算案にどう結び付けていくのか。

 えびさわは、予算策定にあたって更なる透明化を図るべきと考えます。予算編成のスケジュールと、編成過程の透明化、方針について伺います。

区長
「基本構想実施計画」は、事務事業評価と基本構想実現度評価により、PDCAサイクルに沿った進行管理を行っています。
来年度の予算編成方針は、現行の実施計画における事務事業評価結果を踏まえ、一つひとつの事務事業を効率的で実効性の高いものへ磨き上げて行くことが重要と考えます。

予算編成の透明化については、予算編成過程の中で各部の予算要求額等をホームページで公表しており、引き続き区民の要望・意見を反映した予算編成を進めていきます。

「認知症の対策」について

1. 認知症対策について

えびさわ
厚労省研究班、筑波大学・朝田教授の調査では、65歳以上の高齢者のうち、認知症の方は2012年時点で全国462万人を超え、認知症になる可能性がある「軽度認知障害」の方は約400万人としています。
この数字は、介護保険のデータに基づき、厚労省が発表していた数字を上回っており、介護保険を
利用していない認知症高齢者が多いと推測できます。

 えびさわは、認知症についての施設整備や、本人だけではなく家族への支援の充実も図るべきと要望します。また組織の見直しを行い、「総合的な窓口」や「組織的な取り組み」を行うべきです。

区長
今後、更に認知症高齢者数の増加が予想されることから、認知症対策は重要な課題であると認識しており、その対応については、今後検討を進めてまいります。

2. 認知症支援の仕組みつくり

えびさわ
文京区には「認知症サポーターキャラバンメイト」が131名います。彼らに学校等に出向いてもらい、講座を開いてもらうことはもちろん、新たな公共の担い手となり「認知症カフェ」の運営など協力をあおぐべきです。
えびさわは、認知症についての理解と支援が行えるような仕組みづくりを要望します。

区長
 今後、学校等からサポーター養成講座開催の要請があった場合、積極的に紹介等を行ってまいります。
また、認知症カフェなどの取組みを行う際には、彼らの協力も視野に入れて検討してまいります。

「医療連携」について

1. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護について

えびさわ
昨年も質問しましたが、日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護を一体的に行う、またはそれぞれが密接に連携し、定期巡回訪問と随時の対応を行う「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」について、文京区ではどのように進めているのかお聞かせ下さい。

区長
年度内に区内全域を対象とした事業を実施するため、事業者との間で最終調整を進めています。
詳細については第4回定例会でご報告する予定です。

2.在宅医療連携拠点事業について

えびさわ
えびさわは、病気を持ちながらも可能な限り住み慣れた場所で自分らしく暮らしたいと願う、医療と介護が必要な高齢者は今後ますます増加すると予想され、在宅介護の体制を整える事が急務だと考えます。

板橋区では医師会が、国立市では医療法人つくし会が「在宅医療連携拠点事業」を進めています。
文京区では、医療と介護の連携について課題をどう分析し、今後どのような取組みを考えているのかお聞かせ下さい。

区長 
文京区地域医療連携推進協議会にて、区内の大学病院や医師会等の医療関係機関と、切れ目の無い医療提供体制の構築を図っているところです。
在宅医療の推進は今後さらに重要になると認識しており、医療機関が集積している本区の特性を踏まえた在宅医療連携について検討してまいります。

「地球環境対策」について

1.ゲリラ豪雨対策について

えびさわ
ゲリラ豪雨対策をもっと進めるべきです。
「雨水浸透ます」や道路の「透水性舗装」の整備について、重点地区については一定整備が終了したと聞いておりますが、えびさわはこの施策を区内にもっと拡大していくべきと考え要望します。
また、更なる施策にも取り組むべきです。

区長
今後は、道路工事にあわせて雨水浸透ますの整備を行うと共に透水性舗装の適用の拡大を図っていきます。
その他の施策としては、下水幹線の配備など、更なる対応を都に要望してまいります。

2. 小中学校へのエアコン設置について

えびさわ
全ての通常教室にはエアコンが設置されていますが、少人数教室や理科室等の特別教室にはまだエアコンが導入されていない教室があります。えびさわは、エアコンの設置を早急に進めることを要望します。

教育長
特別教室のエアコン整備にあたっては、各教室等の使用頻度や必要性を勘案し進めて行きます。
まず少人数教室について、設置していきたいと考えています。

3.新電力について

えびさわ
昨年10月より、区庁舎の電力供給はPPS(特定規模電気事業者)による入札を実施し「株式会社エネット」より電力を購入しています。
えびさわは、その結果を踏まえ他の区有施設にも導入すべきと要望します。

同時に、まだ新電力を導入していない小中学校についても導入すべきです。

区長・教育長
シビックセンターの電気料金は、東京電力に比べ約540万円の経費削減効果があったことから、他の区有施設への導入を検討していきます。
また、小中学校の電力についても、経費・CO2の削減量を比較しながら、導入に向けて検討を進めてまいります。

「学校図書館」について

えびさわ
学校図書館の蔵書数が、平成25年度の予算より増額の運びとなったことは大変喜ばしく思っています。
一方で、全国学校図書館協議会では蔵書の配分比率について、全体を100とした場合、小学校であれば文学書は26、歴史は18、自然科学は15などとしています。

文京区の学校図書館の配分比率はいかがでしょうか。えびさわは、子ども達が「調べ学習」をする上で歴史書や自然科学書なども重要であると考えます。

教育長 
現在、学校図書館図書標準100%達成に向けて計画的に学校で図書を購入できるよう、現蔵書数に応じて予算の追加令達を行っています。
蔵書配分比率の一例としては、文京区内のある小学校は文学48%、自然科学14%、社会科学9%、歴史8%などです。

「マイナンバー制」について

えびさわ
平成27年度の社会保障・税番号制度(通称マイナンバー制度)制度開始において、番号の流出等、個人情報保護への懸念がありますが、区としてはどのような準備をしているのか、予算要求も合わせてお聞かせ下さい。

区長
庁舎内に設置した社会保障・税番号制度検討会において政省令の整備状況等の動向を踏まえて、個人情報の保護をはじめ、番号制度の活用や情報システムの整備などについて、総合的に検討を進めます。
来年度の予算については、既存システムの改修等に着手する必要があるため、必要経費を計上する予定です。

リンク

  • 平成25年第3回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト)
  • 平成25年第3回定例会における請願の審査結果(文京区ウェブサイト)
  • 平成25年第3回定例会会議録(文京区ウェブサイト)

平成25年度 第1回定例議会報告

こんにちは、文京区区議会議員のえびさわけいこです。

今回は、「第1回定例議会」と「平成25年度予算審査委員会」
について報告いたします。

25年度予算は「協働を推進し、活気に満ちた地域社会を創造する予算」と
位置付けされ、一般会計の予算規模は、前年度に比べ2.2%増の
710億4,400万円となりました。

限られた経営資源の中で、「子育て支援」や「高齢者福祉」、
そして「災害対策」をはじめとする区政の課題に、
皆さんと一緒に的確に対応していきたいと思います!

「文京区地域福祉保険計画」について(厚生委員会)

「文京区地域福祉保険計画」が改定されました。
「がん検診の受診状況」は、年々増加傾向ではありますが、平成23年度の子宮がん検診(27.8%)乳がん検診(17.8%)とまだまだ低い状況です。

「特定健康診査」の受診状況はほぼ横ばいです。
少しでも多くの方が受診できるよう、平成25年度からは受診期間を2週間前倒しをし、受診可能期間を延ばし、さらにこの期間中に受診できなかった方を対象に、1月末まで受診できる体制をとっていきます。

ひとりひとりがきちんと健康診査を受け、自分自身で健康管理を行って欲しいです。

「いじめ対策指針及び対応マニュアル」について(文教委員会)

昨年度いじめ実態把握と解決・未然防止に向けて「いじめ対策委員会」が設置され、このたび「いじめ対策指針及び対策マニュアル」が作成されました。
マニュアルには、「いじめの定義」や「いじめに関する意識調査結果」をはじめ、「いじめ問題への組織的な対応について」や「教職員の意識向上」などが盛り込まれています。

現在、教育関係者への周知を行っています。この2月には、学校だけではなく児童館・育成室職員を対象とした説明会も実施されました。

「マニュアルを作って終わり」ではなく、マニュアルに基づき、「早期発見」・「早期解決」が実現できるよう組織的な対応をしていって欲しいと、えびさわは願っています。

「特別養護老人ホームの整備方針」について(厚生委員会)

(1)新しく特別養護老人ホームが整備されます。

新しく特別養護老人ホームが建設されることになりました。

この施設は、春日2丁目にある国有地を利用し平成29年の開設を目指します。
区では、建設補助制度を整備し、民間事業者による特別養護老人ホームの開設を支援する予定です。
この施設が完成すると、区内で5つ目の特別養護老人ホームができることになります。

(2)既存の特別養護老人ホームの改修工事について

既存の4つの旧区立特別養護老人ホーム(大塚みどり・白山・くすのき・千駄木)が老朽化のため、大規模改修を検討しています。
現在、教育センター跡地に新設される特養老人ホームを移転改築用地として活用し、新設された所に4つのうちひとつを移転し、空いたホームの改修工事を繰り返すカタチで改修を進める予定です。
つまり、特養老人ホームを順次移転していくということになります。

えびさわは、順次の移転や改修工事などで入居者や家族の方にストレスがかからないかが心配です。施設側は、入居所及び家族の方にきちんと説明をし、ケアを行い、可能な限りストレスを軽減してほしいと思います。

さらに、この改修を機に、それぞれの特別養護老人ホームの機能やサービスレベルなどが同じように保たれ、さらにそれぞれが自立した運営になっていく事を願っています。

「プレミアムお買物券」について(地域振興委員会)

「文京区プレミアムお買物券」の発行総額が、平成25年度は8800万円から1億円へ増額されることとなりました。

プレミアムお買物券とは、文京区商店街連合会から販売される、区内の消費の拡大や地域経済の活性化、そして売上の1%を東日本大震災への復興協力とすることを目的としたものです。

1セットが「1万1,000円分」で「1万円」で購入できます。
現在、販売期間は2日間、販売場所も主に区内9ヶ所に限られています。

今後は、販売期間の延長や、購入場所の拡大などを検討し、お買物券を買い求めやすくなるよう工夫をしていって欲しいと思います。

「目白台保育園の耐震補強工事」について(文教委員会)

平成25年度、目白台保育園が耐震補強工事に入ります。
平成25年の4月から6月にかけて仮園舎を整備し、仮移転期間は平成25年7月から平成26年2月を予定しています。
(移転場所は環状4号線事業予定の目白台1丁目12番付近です。)

工事期間中、同じ建物内にあった児童館は休館となり、夏休み期間など必要に応じて「青空児童館」が実施されるとのことです。
育成室は、関口台町小学校校舎の一部を利用することになります。児童館が使えないことはとても心配です。
子供たちや保護者のために、工事期間中の対策をしっかり考えてほしいと思います。

「区設真砂市場」が廃止されます(総務区民委員会)

文京区民センターの1階にある「区設真砂市場」が、平成27年3月をもって廃止されることとなりました。
真砂市場は大正8年に開設され、長年「文京区の台所」として親しまれてきましたが、近年は来場者が減少していました。

今後、廃止に向けて現在入店している方への説明を進め、東京都の「補償算定要綱」に基づいて移転経費が区から支出されます。再生に向けて店舗誘致も行われていた経緯や、敷地内に都営住宅があるため、入店者や住宅の入居者への補償がきちんと行われるようにしてほしいです。

「戸籍住民課証明発行業務」が民間委託に(総務区民委員会)

平成26年2月より戸籍住民課「証明発行業務」が、民間企業に委託されることとなります。
民間企業の活力を活用し、弾力的で効率的な窓口業務によって、区民サービスをさらに向上させることが狙いです。

委託される主な業務は、窓口や郵送での戸籍謄抄本や住民票など証明書の交付業務、電話での問合せの対応業務、戸籍証明に関する相談業務などです。

えびさわは、サービスレベルの向上を期待するとともに、セキュリティ対策をしっかりと行ってほしいと考えています。

「平成25年度の予算」について(予算委員会)

平成25年度の予算について、一般会計の予算規模は、前年度に比べ2.2%増の710億4,400万円となりました。

福祉センターや第六中学校等の大規模な施設整備を予定しております。
国民健康保険特別会計の予算規模は、保険給付費の増額等により、前年度に比べ3.3%増の185億8,000万円となりました。
介護保険特別会計の予算規模は「高齢者あんしん相談センター分室」の増設に伴う運営費の増等により、前年度に比べ3.3%増の136億1,100万円となりました。

 

<都市整備費>
ついに、区内地下鉄の中で唯一エレベーターがなかった「江戸川橋駅」に、平成27年度中の開始を目指しエレベーター設置の工事が着工される予定です。大変うれしいです!

<防災費>
防災対策・福祉避難所及び妊産婦・乳児救護所整備について、跡見学園大、貞正学園、日本女子大、東邦学園の協力を受けることとなりました。また、中高層マンションの防災対策支援も新規授業として計上されました。

<総務費>
「わたしの便利帳」について、新たな試みとしてNTTタウンページとのタイアップを検討しています。内容は維持されながらも、年予算2400万円が600万円に圧縮されます。

また、区ホームページが平成26年度中にリニューアルされることになりました。見やすく便利なサイト作りを行ってほしいと思います。

<衛生費>
昨今流行している風疹について、区としては緊急で成人を対象とした「予防接種費用助成事業」を実施することになりました。

リンク

  • 平成25年第1回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト) 
  • 平成25年第1回定例会会議録(文京区ウェブサイト)

平成24年度 第4回定例議会報告

こんにちは、文京区区議会議員のえびさわけいこです。

2013年が始まりました。
皆さまのお蔭で、昨年末の衆議院選挙で自民党が政権奪還を果たすことができました。ありがとうございます。
現在の日本は、経済、外交・安全保障、教育、社会保障、そして東北の復興など多くの課題を抱えています。

文京区においても地域防災計画の見直しや、子育て支援、高齢者施策などをしっかりと進め、みんなが安心して住める文京区をめざしてまいります。

「文京区地域防災計画」の見直しについて(災害対策調査特別委員会)

平成24年11月、区では「文京区地域防災計画」の素案が見直されました。
区を取り巻く環境や、東日本大震災の課題や新たな被害想定への適切な対応、そして被害の最小化及び拡大防止を実現するため、以下の3つの視点で検討が行われました。

  1. 人的被害の減少(建造物等の安全化や災害時要援護者の支援)
  2. 自助・共助の強化(備えの強化)
  3. 区の災害対応力の強化(区の応急対策の活動体制の強化等)

えびさわは、災害時における要援護者の支援という視点から、避難所に設置される医療救護所について医師や関係者の連携体制、使用する医療器具等の環境を整備することが今後の課題だと考えています。

高齢者あんしん相談センターについて
(少子高齢化社会対策特別調査委員会)

平成18年度に設立された地域包括支援(高齢者あんしん相談)センターへの総相談件数は、年々増加の一途を辿っています。平成18年度に10,026件だった相談件数は、平成23年度には27,019件にまで増え、設立時の約3倍の数字となりました。

相談内容は、認知症に関する相談件数が平成18年度には350件でしたが、平成23年度には2,065件に増えました。これは、確実に認知症の患者、及び家族に認知症の患者を抱えて悩んでいる方が増えていることを示しています。

 えびさわは自身も認知症サポーター養成講座の講師役として、認知症について多くの方に理解を広めていきたいと努力をしています。認知症の方だけではなく、認知症家族の方々を地域で支える施策をさらに進めて行くべきと考えます。

「高齢者あんしん相談センター富坂分室」について(厚生委員会)

高齢者の方が、健やかに安心して暮らせるようサポートする機関である地域包括支援(高齢者あんしん相談)センターの「富坂分室」が開設されることになりました。
現在文京区には、4つの高齢者あんしんセンターがあります。高齢者人口が増え、上記の少子高齢化対策調査委員会で報告があったように相談件数も大変増えています。
えびさわは、高齢者あんしんセンターを増設し、身近で相談ができるようすべきと要望してきました。ついに、25年度に増設の予算が付きました(計8個となります)。
待つだけの施設ではなく、地域に出て活動していく「動く施設」となって欲しいです。

認知症高齢者グループホームの開設について(厚生委員会)

文京区で6カ所目となる新たな認知症高齢者グループホームが、平成25年2月に本駒込(本駒込5丁目

66番5号)に開設されることになりました。
施設名称は「文京ひかりの里」(仮称)、定員は27名(3ユニット)です。このグループホームの設置者は、医療法人である「創建会」です。介護と医療との連携が期待できると思います。このように新しい有益な施設が増えていくことを願います。

「保健医療計画<中間まとめ>」のお知らせ(厚生委員会)

福祉保険施策の分野別計画である「保健医療計画」(25年度~29年度までの5年計画)改定の「中間まとめ」が報告されました。この計画の重点課題は「健康づくりの推進」、「地域医療の推進と療養支援」、「健康安全の確保」の3点です。
「健康づくりの推進」の中で、えびさわがずっと要望していた「文京区食育推進計画」が策定されることとなりました。
えびさわは、自らも料理教室などの食育活動をしております。
子どもからお年寄りまで、バランスの取れた食事をすることはとても大切です。区が、食育に前向きに取り組んでくれる事を嬉しく思います。

※20代の区民の約半数は朝食を摂っていないそうです(『文京区健康に関するニーズ調査』より)。

「文京区保育計画」の修正について(文教委員会)

「文京保育計画」が修正され、保育サービス事業量が増加することになりました。

これは、現行の保育計画で目標とされている保育サービス事業量342人に対し、平成24年度4月1日時点で404人の拡充を図りましたが、今回の修正により平成26年度までに452人の整備を図り、さらに平成29年までの総事業量として5年間の保育サービス事業量の目標を829人とするものです。
これは、今までは保育園の定員の増員が主だったところを、今後認可保育園・認証保育園の誘致を積極的に行っていくという要旨です。
平成25年4月1日には、認可保育所である「小学館アカデミー茗荷谷保育園(仮称)」(文京区大塚一丁目4番15号)が開設されます。今後も、育児の支援ができる整備を整っていくように要望をしていきます。

「区立小学校の児童数の現状報告」について(文教委員会)

長年減少傾向にあった区立小学校の児童数及び年少人口(0~14歳の人口)ですが、近年増加しており、特に年齢が下がるほど人口が多い傾向となっています。
よって今後、地域によっては35人学級編成等への対応として、新たな教室確保が必要となってくると考えられます。
老朽化校舎対策や震災対策等を含めた区立学校全体の改修なども踏まえながら、将来の学校教室の需に対して慎重に精査し、計画的に対応していく事が重要となります。

「文京区建築安全マネジメント計画の策定」について(建設委員会)

平成22年度に東京都の「東京都建築安全マネジメント」が策定された事を踏まえ、建築行政を取り巻く課題等に効率的に対応し、建築物に対する総合的な施策を推進するための「文京区建築安全マネジメント計画」が策定されました。
建築物及び敷地の安全性の確保には、「建築物の耐震性の促進」や「老朽建築物の対策」などが重要です。
その施策として「文京区耐震化アドバイザー派遣事業」や「文京区ブロック塀等改修工事費助成制度」などがあります。多くの方が利用できるよう、周知の徹底をはかるべきです。

「平成25年度重点施策追加分」について(総務区民委員会)

平成25年度予算編成において重点的に推進すべき優先度の高い「重点施策(追加分)」が選定されました。

(文京区基本構想は、5つの分野に分類されています。)
以下は、重点施策の追加分の一部です。

  • 「子育て・教育」いじめ・不登校対策の推進(学校教育相談室等の運営。スクールソーシャルワーカーの増加など。)
  • 「福祉・健康」高齢者あんしん相談センター分室の増設
  • 「まちづくり・環境」福祉避難所及び妊産婦・乳児救護所の整備・御茶ノ水駅聖橋自転車駐輪場整備(仮称)

※えびさわが、議員になった時から要望し続けていた駐輪場が、「新大塚駅」に続いて「御茶ノ水駅」にも実現しそうです。

「新文京総合体育館・湯島地域活動センター(仮)の開設」について
(総務区民委員会)

旧文京区第四中学校跡地に建設中の「新文京総合体育館・湯島地域活動センター(仮)」が、平成25年4月に開設されるます。屋上緑化や太陽光パネルなど環境にも優しい施設です。
アリーナの他に、武道場1(畳)、武道場2(床)、アーチェリー・弓道場、卓球場、プールもある総合体育館となります。
多くの方に使って頂けるよう、区報だけではなく、HPやソーシャル・メディアなどのさまざまな媒体で周知を行って欲しいです。

リンク

・平成24年第4回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト)>

・平成24年第4回定例会会議録(文京区ウェブサイト)



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