カテゴリー: 区政報告
平成24年度 第3回定例議会報告
こんにちは、文京区のえびさわけいこです。
11月1日に森鴎外生誕150年を記念し、鴎外の旧居「観潮楼」の跡地(千駄木)に「文京区立森鴎外記念館」が開館しました。
開館最初の記念特別展では、「150年目の鴎外—観潮楼からはじまる—」と題し文京区が大切に保管してきた鴎外資料を中心に、鴎外の生涯と観潮楼での日々を展示いたします(2013年1月20日まで)。
みなさま是非いらしてください。
今回は、平成24年度第3定例議会の報告をさせて頂きます。
「消火用スタンドパイプの設置」について(防災)
区では、東日本大震災に伴う新たな課題や、東京都地域防災計画の修正等を踏まえ、「文京区地域防災計画」の修正を進めています。
この文京区地域防災計画修正において、消火栓に直結し放水する消火器具「スタンドパイプ」が12本分の補正予算で計上されました。地域活動センター等に配備する予定です。
スタンドパイプは、初期消火に大変有効とされています。
夏の防災訓練でもデモンストレーションが行われました。
根津地方や大塚地域木造密集地域での消火活動に期待がもてそうです。
「福祉と税のありかた(行政評価)」について(少子高齢化特別調査委員会)
本委員会では、早稲田大学の福島教授の講演を聞きました。(福島教授は、現在えびさわが早稲田大学院でお世話になっている方でもあります。)
少子高齢化が進む日本において、福祉制度のあり方は今後さらに問題となってくることと思います。
高福祉・高負担国家であるスウェーデンでは、「国民番号制度」が採用されており、個人の所得や収めて税金など情報が正しく把握されています。
えびさわは、行政の税金の使い道を住民の皆さんにきちんと伝えるとともに、個人の納税が正しくされているかなど税金の「透明化」が大切だと考えています。
「いじめ対策」について(文京)
滋賀県大津市の中学校で起きたいじめは大変悲しい事件でした。東京都教育委員会の指導で「いじめの実態把握のための緊急調査」を行い、その報告件数が報告されました。
文京区立の各小中学校の調査の結果、「今回の調査でいじめと認知した件数」は26件(小学校20件・中学校6件)です。さらにこの26件のうち、「所管の教育委員会にすでに報告している件数」はの6件(小学校1件・中学校5件)でした。
一方で、子供たちを対象に調査した「いじめの疑いがあると思われる件数」は109件(小学校93件・中学校16件)にのぼりました。これは、教育側のいじめに対する認識と、子供たちのいじめに対する認識に差があることを示していると思われます。文京区教育委員会では、「いじめ対策委員会」を開催、「いじめ政策指針」の策定や「いじめ対応マニュアル」の作成、また学校関係者への未然防止のあり方についての意識啓発を進めて行くとのことです。
えびさわは、一過性の対策ではなく、調査を継続させ、より正確な実態把握と的確なマニュアル策定を行っていってほしいと考えます。
「乳幼児ショートステイ事業」が11月から実施(文京)
文京区では、0歳〜就学前の児童を対象として、児童の保護者が出産や疾病等によって自宅での養育が困難になった場合、委託施設で宿泊を伴って短期間養育する「乳幼児ショートステイ」が11月から実施されることになりました。
これは今年度の第2定例議会で、えびさわが要望した内容が実現したものです。ただ、今回委託先となる場所は新宿区内の乳児院です。将来的には、文京区内の施設に委託出来たらと考えています。
今後もっと「乳幼児ショートステイ」施設が増え、区民のみなさまの子育て支援ができるように取り組んでいきたいと思います。
「高齢者に対するショートステイ整備」について(厚生)
平成26年、小石川5丁目に高齢者を対象とするショートステイの施設が開設されることとなりました。大変うれしい事です。開設に当たり、施設整備・運営を行う事業者を公募することが厚生委員会で報告されました。
11月より公募を開始し、平成25年度には事業者を決定する予定です。定員22名以上が利用できる個室の施設であること等が主な公募条件です。少子高齢化社会が進む文京区で、このような施設が1日でも早く完成することを願っています。
また、整備予定地は“石川啄木終焉の地”の隣接地です。施設内に石川啄木の顕彰コーナーや歌碑が設置される予定です。
「障害者虐待防止センターの開設」について(厚生)
この10月、障害者の虐待を防止し、障害をお持ちの方が自立した社会生活を営めるようシビックセンター内に「障害者虐待防止センター」が開設されました。
地域の障害福祉に関する機関と連携を取りながら、障害者に対する虐待の防止、虐待を受けた障害者に対する保護・自立のための措置、養護者に対する支援を進めていきます。
業務内容としては以下があげられます。
・障害者虐待に対する通報・届出の受理
・障害者や養護者に対する相談・指導・助言
・障害者虐待の防止等に関する広報・啓発
文京区が誰もが安心して暮らせる街になって欲しいです。
「介護予防における二次予防」について(厚生)
要支援・要介護状態になるおそれのある高齢者(=二次予防事業対象者)を把握するため、介護認定を受けていない65歳以上の高齢者を対象に「健康質問調査票(介護予防チェックリスト)」の調査が行われました。
調査結果、二次予防事業対象者は全体の26.8%(5,955人)でした。この調査には、今現在は介護が不要でも将来的に要介護とならないよう「介護予防プログラム」の参加推奨を促す目的もあります。
高齢者のみなさんが、明るく健やかに暮らしていけるよう、プログラムへの参加者が増えることを、えびさわは願っています。
「文京区墓地等の構造設備・管理基準」が改正(厚生)
墓地や納骨堂、火葬場の構造設備、および管理の基準・事前手続きについて改正がされました。
改正後は、墓地や納骨堂の設置場所について、現在墓地・納骨堂を設けている宗教法人の境内地(お寺等)、または現に墓地・納骨堂を設けている公益法人の敷地であることが条件となります。
区民の皆様の声を受け、早急に条例改定が行われました。
「第三次行財政改革推進計画」について(自治制度)
「第三次行財政改革推進計画」の主な取り組みのひとつとして受益者負担の適正化の考えを導入した使用料の見直しが報告されました。育成室の保育料は経過措置として、現在月額4000円→25年度5000円→26年度6000円→27年度7000円となります。
なお、3年後に見直しをし、新たな算定をすることとなります。
「平成25年度重点施策」について(総務区民)
平成25年度予算編成において重点的に推進すべき優先度の高い施策が重点施策として選定されました。
子育て支援施策、高齢者施策、新たな公共の担い手との協働による施策、災害対策など危機管理の強化につながる施策などが重点項目として選定されました。
現在、行政は議会に提案する前に、翌年度(4月からの)予算案をマスコミに発表しています。地方自治体は二元代表制です。議会と行政(区長)は、車の両輪です。
編成過程においても、もっと議会が関与すべきだと、えびさわは思っています。
今後は、予算委員会の日程を含め検討していくべきです。(えびさわが要望し、今年度から予算編成過程が、区のHPでは公開されることになりました。)
リンク
・平成24年第3回定例会会議録(文京区ウェブサイト)
平成24年度 第2回定例議会報告
こんにちは、文京区のえびさわけいこです。
「第2定例議会」で、自民党会派を代表して えびさわけいこが区長に一般質問をしました。
この号では、その内容について報告をさせて頂きます。
「地域防災計画」について(防 災)
Q.えびさわけいこの質問
1. 東京都から東京湾北部地震の被害想定が示された結果、文京区の死者は77人から253人、全倒壊件数が2613件から3602件と前回の想定を大きく上回りました。
これをふまえ区の「地域防災計画」にどう反映させていくのか。
2. 区長の呼びかける「区民の自助努力」をどのような事業でバックアップするのか。
さらに「地域防災計画」の区民の皆さんへの周知方法についてお答えください。
3. 情報伝達の手段として「ツイッター」等のソーシャルメディアの活用が増えていますが、いざという時に使いこなせるよう、平常時よりの活用が大切と思われます。災害時の区民への情報伝達について、また「民間企業」や「大学」との連携についてお答えください。
A.区長の回答
1. 今回の「地域防災計画」の修正では、地域防災計画検討委員会等において、建築物等の対策、災害時要援護者支援、医療救護体制の整備、出火・延焼等防止について検討しています。
2. 災害時要援護者に対する家具転倒防止器具設置費用の助成のほか、区民防災組織が防災訓練を実施できるよう支援を行い、さらに防災教室や出前講座等により、自助努力の啓発を行います。
3. 道路の応急対策や食料の確保等については、民間企業等と協定を締結し連携を図っています。
帰宅困難者の一時避難場所の提供や、水・食料等の備蓄について、大学や民間企業との協定に向けた協議が進行中です。災害時の情報伝達・確保は「ツイッター」を保育園・学校等では行事案内等にも活用しています。また、災害時には防災行政無線、広報車等により災害情報を提供し、「文の京」安心・防災メールの情報を、文京区民チャンネルのデータ放送へ配信予定です。
「新たな行政評価」について(行政評価)
Q.えびさわけいこの質問
行政評価について、いつ、どのタイミングで評価を行い、予算や事業見直しにどう反映していくかお答えください。 住民満足度の向上こそ、行政目標の大きな一つです。無駄の削減はもちろんですが、まだ行われていない、気がついていないことの中に区民の本当の要望があるかもしれないと私は考えます。
A.区長の回答
評価は8月から9月にかけて、所管部による自己評価を行い、行財政改革区民協議会で意見を聴取した上で、10月に最終評価を決定します。評価結果を翌年度の予算等へ反映させ、事務事業の見直しを図ります。
また計画策定・実施にあたって、調査等により区民意見の把握に努めるよう取り組んでいます。
認知症の早期対策(認知症サポーター養成講座等)について(厚生)
Q.えびさわけいこの質問
再三の提案となりますが、えびさわは子どものうちから認知症に関して偏見をなくし、正しい知識を身につけるために小・中学生にも認知症サポーター養成講座を実施すべきだと考えます。
認知症についての区の姿勢をお聞かせ下さい。
A.区長の回答
区では小・中学生に対する普及啓発も必要と認識しており、高齢者あんしん相談センター
では、8月に小学生と保護者向けの養成講座の開催を予定しています。(※8月4日に実施)今後は学校でも実施できるよう働きかけていきます。情報発信やイベントでの啓発も予定しています。
「地域医療の連携」について(厚生)
Q.えびさわけいこの質問
認知症は、早期発見・早期診断・早期対応が重要です。かかりつけ医から専門医療機関へ適切に繋げていかなくてはいけません。
医療機関同士の連携について、また、かかりつけ医の認知症への理解促進について、「地域医療連携推進協議会」の中で話し合われている「連携ツール」についてもお答えください。
A.区長の回答
「地域医療連携推進協議会」において、学識経験者や地区医師会、区内大学病院をはじめとする医療機関関係者等と協議を重ね、区民に切れ目のない医療、顔の見える医療を提供する環境づくりを進めています。
医療機関に加え、訪問看護ステーション、ケアマネジャー、高齢者あんしん相談センター等にも参加していただき「在宅医療をつなぐための連携ツール」を検討中です。
「子育て支援計画」について(教育)
Q.えびさわけいこの質問
4月に自民党、公明党、民主党、みんなの党などの議員が参加し、安倍元総理が会長として、家庭教育を支援するための「親学推進議員連盟」が設立されたように、子育て支援の一つとして親を育てる、親の育児力をつけるという支援が必要だと思います。文京区での今後の取り組みについてお聞かせ下さい。
また、子育てをする親の負担を軽減する就労支援や育児・子育て相談の充実についてのお考えをお聞かせ下さい。
A.区長の回答
文京区の「子育て支援計画」では、子育ての第一義的責任が父母その他の保護者にあることを明記しており、家庭の教育力向上のための施策を計画化し、実施しています。「親学」もこの中に含まれています。
また、親となる準備期間においては、母親学級、両親学級等の講座や保健師による面接などにより、出産、育児に関する情報の提供や指導等を行っています。
モバイル通信機器の活用など、現在の子育て世代に対する効果的な情報提供のあり方についても検討していきたいと考えています。
「育児相談」「虐待予防対策」ついて(教育)
Q.えびさわけいこの質問
子育てをする親の負担を軽減する「就労支援」「育児・子育ての相談」の充実、「虐待予防対策の充実」が急務と考えます。「育児相談」「虐待予策」について区の考えをお答えください。
A.区長の回答
保育サービスについてこれまでの実績を踏まえて「保育計画」の修正を行い、新たな目標値を定め、待機児童の解消を目指します。
虐待予防対策について。虐待による一時保護の増加により、特に都制度による乳幼児の預かりが困難になってきたことから、民間専門施設に区が直接委託する形での乳幼児ショートステイ制度を検討中です。 (11月1日より実施します。)
「区と学校教育との連携」について(教育)
Q.えびさわけいこの質問
子どもの自立や命を大切にする子育て支援について、区では学校教育との役割分担、連携をどのようにとっているか、取り組みをお聞かせください。こうした教育こそ、NPO法人や地域の大人などの力を活用すべきと考えます。
A.区長の回答
就学前からすべての子どもの育ち・学びを支援し、子ども・子育て施策を推進するため、行財政改革推進本部に分科会を設置し、検討を開始したところです。
今後、26年度の組織改正を見据え、対象となる事務の課題を洗い出し、効率性や行政サービスの品質向上の観点から、教育委員会での一元的な実施の妥当性も含め、検討を進めてまいります。
「自転車ナビマーク」「自転車専用レーン」について(自転車行政)
Q.えびさわけいこの質問
交通事故全体の中で自転車事故の割合は年々増え、特に交差点内での事故が増えています。
文京区においても多くの課題があり、比較的早急に行える対策として「自転車ナビマーク」のペイント等がありますがいかがでしょうか。
また、「自転車専用レーン」の改善・今後の計画についてお答えください。
A.区長の回答
「自転車ナビマーク」は現在、警察で設置を検討中です。
国道17号に配備された自転車専用レーンについては警察による交通違反の取締りの強化とともに、国道事務所では適正利用の看板を増設するなどの改善を図っています。
また、新たな自転車専用レーンについてはこのたび都において、白山通りの千石から白山下までの歩道内に「自転車通行帯」を整備する予定です。
「駐輪場の対策」について(自転車行政)
Q.えびさわけいこの質問
駐輪場については、稼働率のアップと駐輪場のない駅、新大塚、御茶ノ水については早急に設置すべきと以前から要望を申し上げていますが、進捗状況・対応策についてお答えください。
また、長期的に見て自転車事故を減らす有効な方法は教育(自転車マナー)だと考えますが、取り組みについてお聞かせ下さい。
A.区長の回答
本年度、豊島区と隣接する新大塚駅周辺の放置自転車対策として、豊島区道上に駐輪場が設置される予定です。御茶ノ水駅周辺の駐輪場については、国や都などの関係機関と引き続き協議してまいります。
自転車教育について。「第10次交通安全計画」に基づき、大人向け講習会も含め、関係機関・団体等と連携して、参加・体験・実践型の交通安全教育を推進してまいります。
リンク
・平成24年第2回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト)
・平成24年第2回定例会会議録(文京区ウェブサイト)
えびさわけいこ通信17号
えびさわけいこ通信16号
平成23年度 第4回定例議会報告
今年も「人を思うことが出来る政治」、
「人を思うことが出来る街」を目指して皆さまと一緒に考え行動していきます。
本日は、昨年11月〜12月に行われた第4回定例議会について報告させて頂きます。
また、シビックセンター低階層の表示が変わりました。
エレベーターの止まる階の表示や、何課が何処にあるかなどがわかりやすくなりました。
これは、3年前の代表質問でえびさわが要望した事の1つです。
1歩ずつ、1歩ずつ前進しています。
地域防災計画の修正について(災害対策調査)
(1)災害に対する対応について、文京区では震度5強以上を基準にしていました。
しかし、3.11の際の文京区における震度が5弱であったことを受け、震度5弱レベルまで引き下げる方向となりました。
(2)帰宅困難者の発生抑制のため、在勤者が自宅に帰らずに、会社等に待機できる仕組みを考えていくことになりました。
(3)えびさわも第3回定例議会で区長に要望しましたが、学校の体育館は災害時に重要な避難場所となるため、電力やインターやネット回線などのインフラ整備を随時進めていく事になりました。
高齢者虐待について(少子高齢化調査)
文京区における高齢者虐待についての相談処理件数は、
平成22年度で21件(内訳:身体12、心理的5、
ネグレクト2、経済的2)との報告がありました。
えびさわとしては、家族など介護をしている人を
孤立させないための支援体制づくりに努めることや、
虐待防止には医療機関の協力が大切であることから、
医師等との連携を深めていくことを要望しました。
総合評価落札方式について(総務区民1)
総合評価落札方式については、23区の中で後発となりましたが、来年4月より試行開始されます。
今後はこれまでの価格による競争に加え、施工能力や地域・社会貢献などの評価も加味し、
50点満点の配点評価で落札事業者を決める方式に変わります。まずは2500万円以上の工事請負契約から試行します。
暴力団排除条例の制定について(総務区民2)
東京都においては昨年(平成23年)10月より排除条例が施行されました。
わが文京区においてもこの都条例を補完する意味で、条例制定を検討しています。
警察や隣接区等と連携し、区民の安全確保や
救済の求めにも十分応じられる体制をつくる事が重要と考えます。
第68回国民体育大会(東京国体)について(総務区民3)
平成25年9月28日〜10月8日で開催される
国民体育大会において、文京区では
少年男子サッカー競技(小石川グランド)と
レスリング競技(文京スポーツセンター)
が行われる予定です。
文京区のスポーツ発展に繋がる大会になる事を願っています。
育成室の入室審査について(文 教)
育成室の入室審査における運用面の見直す事になりました。
近年の多様化する就労形態に対応し、
これまでの入室基準をさらに細分化し、
就労基準を3日以上や4日以上の項目を設けたり、
障害者対応の新たな基準を設けるなど、
大幅な見直しを図りました。
「行財政改革推進計画(素案)」について(自治制度・行政システム調査)
第4次「行財政改革推進計画(平成24年度〜28年度)」の素案が出ました。
今回の計画は「行政サービスの品質を上げる」ことを目的にしています。
また、組織の見直しや職員の適正化、使用料・手数料の料金の改定も行っていきます。
(原則として3年ごとに改定)
特別養護老人ホームの増設について(厚生1)
教育センター跡地に「特別養護老人ホーム」の増設を
平成27年着工・29年開設予定で進めていきます。
えびさわとしては、区は開設までの対応についてや、
2025年度問題を踏まえ、今後の文京区全体の
整備方針をきちんと示すべきと考えます。
文京区地域福祉保健計画について(厚生2)
区の福祉施策全般に係わる文京区地域福祉保健計画(平成24年度〜26年度)の中間のまとめが報告がありました。
今回の計画では、「居宅サービス」「地域医療連携」「認知症対策」が介護サービスの基本的な柱となります。
また、介護予防対策の具体的施策も多く盛り込まれます。
(※平成23年4月現在、文京区の65歳以上の高齢者人口は37,912人です。
そのうち要介護(要支援)認定を受けている高齢者は6,477人、日常生活に支障をきたす高齢者は4,300人を超えている状況です。)
交通安全計画策定について(建設1)
第10次文京区交通安全計画(平成23年〜27年)の
策定について素案が示され、具体的な目標数値に
ついては交通事故による死傷者数を平成27年度までに
年間800人以下とすることが掲げられました。
えびさわとしては、近年増加している自転車利用者の
事故防止については一層力を入れ、自転車のルールの
徹底を図るための講習や、区民傷害交通保険の加入促進
などを要望していきます。
放射能対応について(建設2)
(1)区内定点測定を5箇所(後楽公園、目白台運動公園、教育の森公園、六義公園、須藤公園)で実施し、区のホームページに掲載しています。ご参照ください。
(2)空間放射線量測定器を新たに区が購入し、PTAや町会など区内の様々な団体に貸し出すこととなりました。貸出は事前予約制です。
(3)区立保育園、私立保育園、区立幼稚園、小中学校学校、区立公園、児童遊園(砂場)などで放射線測定をした結果の報告がありました。結果は区のホームページに掲載しています。
コミュニティバス<Bーぐる>第2路線について(その他)
小石川区地区における<Bーぐる>が、昨年(平成23年)
12月23日より営業開始する旨の報告がありました。
皆さまにご利用頂き、
改善点等があましたら是非ご意見をお寄せ下さい。
「強羅文の郷」について
中間のまとめが発表されました。施設の老朽化による多額の改修費用や区民利用者の減少などの理由から、平成25年3月をもって閉館することとなりました。
リンク
平成23第4回定例議会会議録(文京区ウェブサイト)
平成23年第4回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト)
平成23年 第3回定例議会報告
「第3回定例議会」で、えびさわけいこが会派を代表し、
区長および教育長に一般(代表)質問をしました。
その内容の一部について報告いたします。
行革について(1)
予算編成過程の公開
Q.えびさわけいこの質問
財政状況を公開し、予算編成過程を透明化した上で「区民参画」で多くの意見を聞き、
皆さんに理解を求めていく事が必要だと私は考えます。
予算編成過程の公開について区長の考えをお聞かせ下さい。
A.区長の回答
24年度予算より、各部における予算要求額と査定額を編成段階で公表することにより、
一層の透明化を図っていきます。
予算編成過程の情報を区報やホームページで公開し、これまで以上に区民の皆さんの
理解を得られる予算編成を進めてまいります。
行革について(2)
歳入確保についての具体的な方法
Q.えびさわけいこの質問
自動販売機の手数料の見直しや、まだ一般に貸し出していない目白台運動公園の
多目的ホールの貸し出しなど、旧五中学を筑波大学に貸し出したように資産の活用を
もっと行うべきです。
新たな歳入の確保について具体的にどう検討していますか?
A.区長の回答
区有施設の自動販売機設置を公募による入札とします。
区有施設については貸付等により歳入の確保を図ることを検討します。
目白台運動公園の多目的室については、貸し出しを運動施設利用者に限定せず、
より多くの方が利用できるように検討します。
防災について(1)
防災頭巾をヘルメットに変更
Q.えびさわけいこの質問
区内の小学校では防災頭巾をかぶるよう指導してますが、機能面から考え、
基準を設けた「ヘルメット」にすべきです。
椅子の下に吊り下げれば机の下に避難後にすぐにかぶれます。
ヘルメットにして下さい。
A.区長の回答
区立の幼稚園・小中学校に通う全園児・児童・生徒用の防災ヘルメット購入に
ついては、より安全性を確保するため今定例会補正予算に計上します。
可決後、今年度中のなるべく早い時期に配備できるよう準備を進めていきます。
基準や管理方法については、今後検討します。
防災について(2)
「スマートシティ構想」について
Q.えびさわけいこの質問
防災で自治体の一番重要な役割は、ライフラインと通信ネットワークの整備です。
文京区でも将来の街づくりを考え、「スマートシティ」の研究を進めるべきです。
避難所と本部、保護者と学校等の情報伝達方法やライフラインの供給について
考えをお聞かせ下さい。
A.区長の回答
スマートシティ構想については、世界的に実験的な試みや効果の実証の研究が
進められており、今後これらの動向を注視していきます。
災害時の情報伝達方法については今年10月からエリアメールを導入し、
震災の経験を踏まえて、対応方針及び来年度の地域防災計画の中で具体的に
検討していきます。
教育について(1)
スクール・ソーシャルワーカーの確保と育成
Q.えびさわけいこの質問
一昨年前に要望したスクール・ソーシャルが導入され大変うれしいです。
しかしたった2人です。
昨年1年間の相談件数は168件と大変多いです。
今後インターネットなどを使った見えないいじめなど、
問題はもっと複雑化していくと考えられます。
優れた人材育成と確保(増員)をすべきです。
A.教育長の回答
スクールソーシャルワーカーはその役割や活用について検証しているところであり、
現時点では増員は考えておりません。
人材育成については社会福祉のアドバイザーの指導や、教育相談との連携など
教育現場での対応力をより高めることで、スキルの向上を図ってまいります。
教育について(2)
「いじめ電話相談」の時間延長
Q.えびさわけいこの質問
「いじめ電話相談」の時間延長については、何度も何度も要望しています。
現在の運営時間は、平日のみの9時から5時です。
電話はとても手軽な相談手段です。
子どもが学校から帰ってからや、深夜に心細くなった時に相談出来る体制を
作るべきです。
A.教育長の回答
これまでの午後5時以降の利用実績を鑑み、時間延長は考えていませんが、
留守電での案内については早急に対応します。
また、いじめ電話相談の周知時には、24時間対応をしている東京都の
教育相談センターについても合わせて案内しています。
介護と医療の連携について(1)
「地域連携推進委員」の配置
Q.えびさわけいこの質問
退院後の「介護」と「医療」の連携を図り、安心した在宅生活に移行するため、
すべての地域包括支援センターに「地域連携推進委員の看護師」
を配置して下さい。
A.区長の回答
区内全ての地域包括支援センターに「医療連携推進委員の看護師」
を配置します。
地域の医療機関、介護保険事業所の関係者とスムーズな連携を
図れるように看護師の視点で、必要な助言・支援を行っていきます。
介護と医療の連携について(2)
グループホームと特養護老人ホームの整備
Q.えびさわけいこの質問
行革で「公有地の利用」を検討しているとのことですが、グループホームの増設を
進めて下さい。
また、「特養護老人ホームの新設とその機能について」進捗状況をお聞かせ下さい。
A.区長の回答
知的障害者へのグループホームについては区有地を活用した施設整備に
取り組んでいます。
認知症高齢者グループホームについては事業者の公募を行っており、
特別養護老人ホームについては区有地の活用と並行して、
「高者・介護保険事業計画」改定の中で検討しております。
今後、第4回定例会で計画を示していきます。
自転車行政について(1)
「自転車専用レーン」の増設
Q.えびさわけいこの質問
昨年の全国の自転車関連事故は15万1,626件で全事故の20.9%です。
一方で自転車専用レーンの「整備前」と「整備後」では事故が26%も減少したそうです。
「自転車専用レーン」を増やしていただけるよう、
国だけでなく都へも要望して下さい。
A.区長の回答
自転車専用レーンの設置については、他の自治体においても
道路幅員の制約や沿道住民との調整の難しさなどが課題として
挙げられております。
よって、今後とも国や都に自転車専用レーンの整備を要望して
いきますが、課題も多く、増設については時間がかかると
考えております。
自転車行政について(2)
自転車関連費用の見直し
Q.えびさわけいこの質問
22年度決算での放置自転車対策に要した費用は4,439万円、収入は1,229万円
と大きな赤字です。
放置自転車の「引き取り手数料」を見直すべきです。
駐輪場の「使用料」と「登録料」について、月間で換算すると差がありすぎます。
「登録料」も、施設の状況や距離で一律でなくてもいいのではないでしょうか?
また効率を考え、管理などについて民間の活力を導入すべきです。
A.区長の回答
自転車対策には多くの経費が必要であり、今までも効率的な運営に努めてきたところです。
更なる適正化を図るため、行財政改革推進計画における手数料・使用料の見直しとの
整合を図りながら、駐輪場の料金について見直しを検討していきます。
また、民間活力の導入については、他自治体の事例等を参考にしながら検討していきます。
平成23第3回定例議会会議録(文京区ウェブサイト)
平成23年第3回定例会において審議された議案(文京区ウェブサイト)
えびさわけいこ通信15号
平成23年第2回定例議会報告
皆さまのおかげで、2期目をむかえる事が出来ました。
「人を思う事が出来る政治」「人を思う事が出来る街へ」
相手の立場になって考え、もっと優しい文京区に出来るよう
これからも皆さんと一緒に考えていきたいです!!!
平成23年第2定例議会を中心に区政報告をさせて頂きます。
総務区民委員会
新たな公共の担い手
専門家会議を設置することになりました
NPOや大学など、新たな公共の担い手の力を借りるべく
「新たな公共の担い手専門家会議」を設置するになりました。
検討を行う専門家の方には、区の地域特性や既に区と協働している
町会等の活動についてもご理解いただいた上で提言をもらうことに
なりました。
えびさわとしては、会議を設置しただけで終わらないよう、
実現に向けてスケジュールを作り進めて欲しいです。
厚生委員会
旧五中跡地に建設予定の
「新福祉センター」の概要報告がありました
平成27年4月の事業開始に向けて、(仮称)新福祉センターの建設についての
主な施設の説明がありました。
40名が入所可能な施設です。
また、子どものショートステイも行う予定です。
えびさわとしては、施設が避難所としての機能も求められることから、
「マンホールトイレ」の設置や「避難経路の確保」、「発電設備」を備えるなどの
要望をしました。
建設委員会
耐震改修促進事業について
文京区では、住宅の耐震改修工事や建替えを行う所有者の方に、
耐震改修工事や除却にかかる費用の一部を助成しています。
東日本大震災以降、耐震改修への意識が高まり、
「耐震改修」の相談件数が倍増しています。
しかしまだまだ申請は少ない状況です。
この事業について、戸別訪問を含めさまざまな方法でPRを行い、
広く周知をしていくべきです。
文教委員会
千石地域拠点施設(仮称)について
平成26年9月完成予定の、(仮称)千石地域拠点施設は、
保育園・児童館などを始めとする「子育て支援施設」と
「千石地域活動センター」や「交流館」も併設を予定しています。
地域の皆さまの意見を聞き、より使いやすい施設、
地域に密着した施設となるよう検討をきちんとしてから
実施計画に入って行くべきです。
自治制度調査特別委員会
新たな行政改革推進計画の策定について
報告がありました
今後さらに厳しい財政状況が見込まれる中でも、22年度策定した
基本構想を実現する事を目的とした行革を行う提案がありました。
えびさわは、以前より「公有地の有効活用」や、新たな歳入確保として、
「自動機の収入の見直し」を提案しています。
行革はまずは無駄の削減、行政サービスの質を下げることなく
効率のアップを図って行く事が重要です。
そのためにも庁内の組織の見直しも必要だと考えます。
災害対策調査特別委員会
文京区地域防災計画の修正について
平成19年に修正依頼3年が経過した事に加え、今回の東日本大震災での新たな
課題にも対応する為に「地域防災計画の修正」を検討すると報告がありました。
避難所(32箇所)の開設・運営等の区の役割の明確化、地域活動センターの
強化と役割の見直しなどです。
議会としては、避難所におけるリーダーの重要性を地域防災計画に
取り入れるとともに、その養成のための仕組みを構築することを要望しました。
※区内の被害状況:避難者数が1,062人(うち帰宅困難者898人)、
住宅等の損傷被害は、区有施設が58件、住宅等が79件の計 137件
現在も職員の災害地域への派遣を行うなど対応を講じています。
お知らせ
◆聴覚障害のある方へ
~手話通訳による傍聴がスタートしました~
本会議代表質問において、手話通話による傍聴ができるようになりました。
ご希望の方は、事前の申し込みが必要となります。
※詳細については、文京区議会ホームページまたは下記へお問い合わせください。
◎区議会事務所 電話03(5803)1313~4
◆9月12日以降の区施設の利用について
区では、電力需要を踏まえた節電対策として、区施設について一部制限しておりましたが、この度、国の電力使用制限令解除の前倒しを受けて、9月12日(月)からすべての施設において利用を通常どおり再開することとしました。
ご協力ありがとうございました。