5月18日にエビちゃん食育隊プロデュース「手作りクッキーと美味しい紅茶の入れ方」を開催しました。
紅茶の入れ方は「伊藤園」のティーテイスターの方に
ご指導いただき、お湯の温度や、蒸らし方など
紅茶を美味しく入れるコツを教わりました。
その模様を報告させていただきます。
★始めに、えびさわけいこから皆さんに、挨拶とお願いがありました。
「エビちゃん食育隊代表のえびさわけいこです。
たくさんの方にご参加いただきとっても嬉しく思います。
クッキー作りの先生は春日通り沿いのカフェ「ア・ビアント」の濱本麻里子先生です。
型抜きクッキーとドロップクッキーの 2種類のクッキーを教えていただきます。
紅茶の入れ方はクッキー作りのあとで「株式会社伊藤園」のティーテイスターの方に
教えていただきます。
先生のお話をしっかり聞いて、 楽しくお菓子を作ってくださいね。
では、スタートします。
さぁ、みんな手首までしっかり手洗いをしましょうね!!」
皆さんの前に集まって先生の説明を聞きました。
最初は型抜きクッキーのお手本を見せてもらいました。
バターをクリーム状にして、砂糖、卵、アーモンドパウダー、薄力粉を入れて
ひとつの生地にまとめたら冷蔵庫で休ませます。
型を抜くのは冷蔵庫で休ませて、生地がしっとりして扱いやすくなってからです。
★各テーブルに戻って実習開始です。
バターをクリーム状にするのはちょっと力がいるので大変ですが、
皆さん交替しながら頑張っていました。
薄力粉はこねないように、さっくり混ぜ合わせるのがコツなんですが、
とっても上手に混ぜ合わせていました。
★皆さんの生地も冷蔵庫に入れたら、休ませている間に2種類目のドロップクッキーの
作り方を教わりました。
バターをクリーム状にして、砂糖、卵、アーモンドパウダー、薄力粉、ココアを入れて
混ぜ合わせて、チョコチップもたっぷり入れると、ドロップクッキーの生地の出来上がりです。
型抜きクッキーと違って生地が柔らかく手で丸めることが出来ないので、
スプーンですくって生地を落としていきます。
この後は、温めたオーブンで焼きます。
★各テーブルで実習開始です。
バターをクリーム状にするのですが、今度は皆さんコツをつかんだようで
とってもスムーズになりました。
スプーンですくって形を作っていくのがすごく楽しそうでした。
色んな形になるので焼き上がりが楽しみです!!
★ドロップクッキーをオーブンに入れて焼いている間に、そろそろ型抜きクッキーの生地が
冷えてなじんできたので、型抜きの手本を見せてもらいました。
先生に教えてもらったコツなのですが、ラップに挟んで麺棒で伸ばすと打粉もいらないし、
ベタベタしないのでとっても扱いやすくなります。
今回は大きめの型で抜きました。色んな型で抜くと楽しそうですね。
こちらのクッキーもオーブンで焼きます。
★麺棒で伸ばして、型で抜いて、とっても楽しそうです。
やっぱりこういう作業をやっている時が一番楽しいです。
個性的な形が色々あって、こちらも焼き上がりが楽しみです!!
★続いては、いよいよ伊藤園のティーテイスターさんの
「美味しい紅茶の入れ方」講座の始まりです!!
お湯の温度や、蒸らし方など紅茶を美味しく入れるコツを教わりました。
またお茶の産地や種類などお茶に関することも学ぶことが出来ました。
ストレートティーを美味しく入れる「ゴールデンルール」というのがあるそうです。
①お湯をボコボコする位沸騰させる
②ポットとカップを温める
③茶葉の量はきちんと計る
④お湯を注いだら、すぐに蓋をしてしっかり蒸らす
⑤茶葉の大きさに合わせて蒸らす時間を計る
⑥時間がきたら、茶こしを使って最後の一滴まで注ぎきる
お湯の温度、茶葉の量、蒸らし時間がとても大切だと分かりました。
★紅茶の葉の香りをかいだり、ポットで紅茶を入れたりするのが初めてなので、
皆さん興味津々でした。
★紅茶の勉強をしている間に型抜きクッキーが焼き上がりました!!
2種類の焼き立てクッキーに美味しい紅茶を添えて完成です。
楽しいティータイムの始まりです。
皆さん揃って、エビちゃんの掛け声で「いただきます!!」
型抜きクッキーは、バターたっぷり、アーモンドパウダーのさっくり感。
ドロップクッキーは、外はサクサク、中はしっとり、チョコたっぷり。
どちらも美味しく出来上がりました。
紅茶はとっても香りがよく、自分で入れた時みたいに渋くならず、
美味しく入れることが出来ました。
【えびさわけいこ食育ミニ講話】
紅茶と言ったら、イギリスが思い浮かびますよね。
でも紅茶の発祥は、イギリスではなく、実は「中国・雲南省」なんですよ。
17世紀前半頃オランダにより中国からヨーロッパに伝来し、
18世紀に入って「イギリスの上流社会」に浸透していきました。
日本には、明治20年に初めて輸入されたそうです。
生産がもっとも多い国も、イギリスではなくインドなんですよ。
次に、紅茶を飲むティーカップについての“豆知識”をお話しします。
先ほど伊藤園さんに教えていただいたように、紅茶は沸騰したお湯で入れます。
だからとっても熱いです。
その昔、紅茶を冷まして飲みやすくするために、
カップの中身をソーサー(ティーカップの皿)に移してから飲むという習慣があったそうです。
そのためこの頃のソーサーは、
その口径の割に深さがあるという構造を持っていたそうです。
★食事が終わったところで、
みんな揃って「ご馳走様でした!!!」 美味しかったですね。
★食器の後片付け、調理台の掃除、床掃除、すべてみんなで協力して行います。
料理教室の詳細な模様は「エビちゃん応援隊ブログ」をご覧ください。
http://ameblo.jp/ebi-aruku/
皆さんに、食べることの大切さや、
みんなで食べる楽しさが伝わると嬉しいです。
えびさわけいこは、講義・講演だけではなく、
みんなで調理をし、食事をし、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。
Fooding Japan エビちゃん食育隊「料理教室」は、
エビちゃんこと「えびさわけいこ」(Fooding Japan代表)が
みんなにしっかり食べて元気になってもらいたい!!
食べ物の事、歴史や文化を知ってもらいたい!!
と、願って始めた「料理教室」です。
「Fooding Japan(フーディング・ジャパン)」は広く一般市民を対象として、
食育を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得する支援を行い、
健全な食生活を実践することが出来る人間を育てることを目的とする団体です。
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://foodingjapan.org/gaiyo.html