こんにちは、えびさわけいこです。
今回の補正予算で、平成30年度の一般会計が1000億を超え、過去最高となりました。
高齢者施設の改修や、学校の体育館などへのエアコンの増設、1月から放映される大河ドラマ「いだてん」(筑波大学出身で日本人初のオリンピック選手金栗四三さんの物語)とのタイアップ事業などが追加されました。
しかし、平成29年度の決算では、引き続き子育て支援施策や高齢者施策などによる扶助費や、学校の改修など投資的経費も増加傾向です。
オリンピック・パラリンピックなどタイムリーな事への対応をすると同時に、未来の人口バランスを考え持続可能な財源運営を図ってまいります。
「文京区旅館業に係る計画及び適正な管理運営に関する条例」が可決
6月15日に民泊新法が制定され、同時に旅館業法も緩和されました。これにより、マンションの1室からでもホテル・旅館業が出来るようになったり、フロントのない旅館の営業も可能となります。
そのため文京区議会では、「文京区旅館業に係る計画及び適正な管理運営に関する条例」を全議員で提出し可決しました。
この条例には、
①住宅玄関と旅館の出入り口は別にすること
②入り口にフロントを設けること
③旅館を開業する際に業者と近隣住民の協議が整わない場合、行政があっせんを行うこと
などを盛り込みました。これは23区で文京区だけのきびしい条例です。
ブロック塀改修工事を推進(総務区民委員会)
大阪府北部地震では、小学校のブロック塀が倒れ児童が犠牲となる痛ましい事故がありました。
文京区では事故後いち早く、区立小中学校及び区有施設のブロック塀の調査をし、撤去・改修を進めています。合わせて、区内全スクールゾーン(174km)のブロック塀も安全点検を行います。
また、私有地等のブロック塀等改修工事費助成も拡充することになりました。
(例:ブロック塀の撤去補助額 1メートル当たり15,000円)
待機児童対策を推進
①平成30年度保育園等の入園状況について平成30年度の保育所申込み・待機状況は、募集児童1288名に対して応募児童数は1967名で、待機児童は101名となりました。(平成29年度の待機児は283名)
前年度よりも待機児童は減ったものの、応募児童数は増加傾向にあります。
②春日臨時保育所の運営について 待機児童対策として、平成31年3月末までの運営予定だった春日臨時保育所の運営期間を平成36年3月末まで、5年間延長することになりました。今後は、3~5歳児受け入れも積極的に行います。
待機児童ゼロを目指して、これからもがんばっていきます。
音羽地域活動センター跡地による私立保育所と育成室の整備(厚生委員会)
音羽地域活動センター跡地にできる私立認可保育所と育成室の整備運営を行う事業者選定が行われ、下記の事業者に決定しました。
< 株式会社テンダーラビングケアサービス(中央区銀座)>
私立認可保育所の定員は100名、育成室定員の定員はおおむね 40名です。
オープンは、平成31年4月を予定しています。今後も区有地などを有効活用し、子育て中でも、安心して働き続けられる環境づくりを進めていきます。
神田川流域浸水ハザードマップを改定(災害対策委員会)
東京都が、神田川流域についての浸水予想区域図・洪水浸水想定図を作成したことを受けて、区では浸水ハザードマップの改定が行われます。
改定の主な変更点は、時間最大雨量が114mm/hから153mm/hに引き上がられたことや、浸水区分はより細かく表示されるようになったことです。
これにより、水道1・2丁目、音羽1丁目が浸水区域に追加されました。
地域によっては、隣接する新宿区や千代田区へ避難する方が安全な場合もあります。
えびさわは、近隣区との連携や、高層マンションや企業にも避難できるよう民間への協力も依頼していく事が必要だと考えています。
また、ハザードマップを改定する際には、防災メールやCATV、インターネットなど、避難情報の収集方法をマップの裏に記載し周知すべきと要望しました。
平成30年度総合防災訓練を実施(災害対策委員会)
「文京区地域防災計画」に基づき、実際の災害時に対策活動が円滑に進むように年4回、下記のようにそれぞれテーマを設けて防災訓練を実施しています。
・春(平成30年5月22日)テーマ:初動対応と情報管理
・夏(平成30年5月22日)テーマ:健康管理と衛生管理
・秋(平成30年10月28日)テーマ:要配慮者対応
・冬(平成31年1月27日)テーマ:感染症対策 訓練内容のひとつに、「避難所開設キッド」による初動対応があります。
えびさわは、状況によっては開設キッドの改定も行っていくべきと要望しました。
また、訓練が行われるのはいずれも日曜日の朝10時からです。
平日の夜など様々な状況を想定した時間帯での訓練も、今後は行っていくべきです。
「文京区官民データ活用推進計画(仮称)」が策定予定(総務区民委員会)
来年3月までに「(仮称)文京区官民データ活用推進計画」が策定 される予定です。官民データーを活用し、区の課題解決、区民の快適な生活環境づくり、IT等の活用で行政サービスを効率的かつ効果的に提供できるようすることが目的です。
計画期間は平成31年から 33年までの3年間ですが、ITはめまぐるしく進化しているので、進化の速さや時代に遅れないようにすべきです。
また、さいたま市では「AIを用いたマッチング技術による保育所入所選考」の実証実験を行いました。わずか数秒で算出できたそうです。
えびさわは、文京区もAIを活用した実証実験を1日も早く行うように要望しました。 行政サービスのオンライン化には、まだまだ課題があります。 例えば「区民会議室」の予約方法についてです。所管により会議室の予約方法が異なります。オンライン予約が出来る会議室と出来ない会議室があり、区民方からわかり難いとの声を聞きます。
区民サービスの向上のためにも、1日も早く予約方法の改善をすべきとえびさわは要望をしました。
公有地活用による特別養護老人ホームの建設を要望(自治制度・行財政システム委員会)
小石川2丁目の関東財務局小日向住宅跡地には、区としては特別養護老人ホームの建設を要望しています。
後楽1丁目外の東京労働局庁舎跡地外については、合同庁舎と清掃事務所及び保育園の合築計画が進められています。公有地については、区は必要としている施設を建設し有効に活用出来るように都や国へしっかりと要望していきます。
空家等対策計画を策定(建設委員会)
文京区空家等対策計画がまとまり策定されました。
所有者のアンケート調査などをもとに、空家等の可能性が高いと判断した建物280件については台帳として管理することになりました。
防犯等の観点から、空家はそのままにしておくことは好ましくないことです。
今後、空家をどう再生・活用していくか、地域の方々とも話し合い、検討を進めていきます。
メディカルケアステーションの活用を推進(地域包括ケアシステム調査委員会)
医療や介護・住まい等を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が進められています。今後の取り組みのひとつに「MCS」(メディカルケアステーション)の活用が挙げられます。
従来の紙媒体を使った情報共有から、ICTでの共有に移行することで、患者さん画像や動画付きでの連携が可能となります。
しかし、介護関係者の登録がまだ少ないです。現場の声を聞き、利用しやすうようにしていくべきです。
また、他職種間での顔が見える関係づくりの為に研修や交流会の充実も図っていくべきとえびさわは考えます。
「巻石通りバリアフリー計画」が「巻石通りの無電柱化整備」として方針が決定(建設委員会)
平成28年度に策定した「巻石通りバリアフリー計画」は、東京都の技術的支援を受け検討した結果「巻石通りの無電柱化整備」として方針がまとまりました。
・第一期工事:目白通り~江戸川橋体育館(工期約8年)
・第二期工事:金富小学校~安藤坂交差点(工期約12年)
・第三期工事:江戸川橋体育館~金富小学校(工期約12年)
すべての工事終了には約30年がかかります。
車椅子の方や、高齢者の方には、少しの段差でも大変危険です。第三期工事のエリアは歩道が狭く段差が多いため、バリアフリー工事化だけでも先に進めて欲しいと えびさわは要望しました。
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