11月18日(土)に文京区お散歩の会を行いました

11月18日に「文京区お散歩の会」に参加しました。

お散歩の会は、えびさわけいこが主催して文京区の気になるところを巡る企画です。
今回は湯島本郷マーチング通信とタイアップして開催しました。

湯島本郷マーチング通信代表の利根川さんにイラストの説明を頂きながら湯島本郷をまわりました。

まず、シビックセンターの一階に集合しました。

えびさわけいこが主催している「寺子屋」の子供達も参加をしてくれました!

早速散歩をスタートし、シビックセンターや真砂中央図書館をイラストを見ながら回りました。子ども達は、「このイラストはどの角度から描いたの?」などを利根川さんに質問をして興味津々でした。利根川さんが丁寧に歴史なども含めて説明をしてくれました。

その後、樋口一葉邸に足を運びました。
樋口一葉邸は狭く普段入らないような場所に位置しており、古き街並みを保っていたので自分としてもとても興味深かったです。

また樋口一葉邸の前に井戸があり、子ども達は初めて触る井戸に大はしゃぎでした。
「水がでた!!」とびっくりしていました。

次に東大の赤門を見て、その後正門から安田講堂へとキャンパスに入っていきました。

銀杏がちょうど紅葉をしていてとても綺麗でした。

安田講堂を見るの久しぶりでその荘厳さに久しぶりに圧倒されました。
ここで学生運動があったんだなーと、歴史を感じつと同時に、当時の学生からみると今の自分たちはどう見えるのかな、などと考えました。

その後、麒麟寺へと向かいました。
ここ麒麟寺には徳川幕府を盤石なものにした徳川家光の乳母である春日局の墓があります。

本寺に設置されている春日局象のモデルは1989年の大河ドラマで主人公として春日局を演じた大原麗子さんをモデルにしたと伺いました。この大原麗子さんも実は文京区出身だそうです。

最後に湯島聖堂に向かいました。ちょうど菊祭りの最中で寺内には屋台が並んでおり、いっぱい歩いた子供達も食べたそうに店を見つめていました。

歴史ある建物が文京区は多く区外に住んでいる私としては羨ましいです。

散歩の会はここで解散となり、私たちはその足で子供と一緒に寺子屋に向かいました。

利根川さんに案内してもらうといういつもと違う散歩の会は子供たち大人たち双方に良い会になりました。

学生ボランティア 秋山 大河

エビちゃんニュース 2023/10/24

satooya_231011のサムネイルこんにちは、エビちゃん(えびさわけいこ)応援隊です。
いつも、”えびさわけいこ”をご支援頂きありがとうございます。

4月の文京区長選挙から早いもので半年が過ぎました。
えびさわはバッジは外しましたが区民の一員にはかわりないので、
これからも応援してくださる皆さんと一緒に、区政を見つめていきたいと思います。

6月・9月議会は終了したので、
もっとこうしたら「優しいまちに」なるのにな~など、
気が付いた事や感じたことをお伝えしていきます。

 


【1】ミニ区政報告
1)小中学校の給食費の無償化 2)キャッシュレスポイント還元事業 3)B-ぐる運行変更

1)9月より小中学校の給食費が無償になりました。
4月の選挙当初は反対の態度だった現区長が一変し「給食費の無償化」が実現しました。
非常に嬉しく思っています。しかし、もう1歩進めて欲しいと思います。
➡(えびさわなら、もっとこうするポイント)
1. 北区では、特別支援学校に通う子も対象になりました。
文京区でも特別支援学級に通う子の給食費も無償化にするべきです。

2)キャッシュレスポイント還元事業が実施されます。
実施期間:11月1日~令和6年1月5日 10%~20%
➡(えびさわなら、もっとこうするポイント)
1. 高齢者対応として他区は紙のクーポン券も発行する
2. 世田谷区のセタペイ、板橋区イタペイなど区独自の電子マネーも発行する

3)本郷・湯島地区のB―ぐるが運転手不足により10月15日から当面の間、
運行間隔が「20分」から「30分」に変更となリます。
➡(えびさわなら、もっとこうするポイント)
この事業は委託ではなく業者の自主事業という枠組みです。
自主事業とは、事業者が独自でおこなう事業です。区民の大切な交通手段を
「自主事業」という契約を見直し、区の事業として行うべきです。

 


【2】 お知らせ
1)「寺子屋」 2)「犬猫里親会」 3)「マラソン大会」

1)「勉強苦手が少し好きになる寺子屋」の運営をはじめました。

(文京区が抱える課題)
下記の2つの課題を解決するために寺子屋の運営を始めました。
①文京区の小学生の5割以上が中学受験をする。そのために多くの子が進学塾に通っている。
受験をしない子だって勉強をしたい。
②文京区は子どもが増え、子どもの放課後の居場所が少ないこと。

◆場 所:多福院(文京区春日2-13-7)※お寺です
◆日 時:毎週水曜日と土曜日の16時~18時
◆講 師:地域の大学生
◆申し込み方法:https://npo-ooedo.org/item/etc-entry/2023/terakoya_230716/

2)「犬猫里親会」
議員時代から続けていた「犬猫里親会」を今回も下記の内容で開催します。
可愛い、ネコちゃんやワンちゃんがいるので、是非遊びにきてください。

◆場 所:本駒込定泉寺(本駒込1丁目7-12)
◆日 時:11月4日(土)13時~16時

3)第15回「文の京」マラソン大会
第15回になる「文の京」マラソン大会を下記の内容で開催します。
今年は子どもが200人も参加します。
また、4年ぶりに10時間リレーマラソンも開催いたします。
是非、応援にきてください。

◆場 所:文京スポーツセンター&教育の森その周辺
◆日 時:10月28日(土)~29日(日)

 


【案内】えびさわけいこ後援会

【1】えびさわけいこ後援会『ひまわり会』は、”えびさわけいこ”の政治活動を支援する会です。
令和5年の会員の募集をしています。区議会議員ではなくなりましたが活動は続けていきます。
「皆さまと一緒に区政を変える」えびさわけいこを支援し活動をしていきましょう。
※えびさわけいこ「ひまわり会」の公式ホームページ
こちらからお申込みください ⇒ https://himawarikai.info/entry

「人を思うことが出来る街へ」を目指して、これからも進んでいきたいと思います。

エビちゃんニュース 2023/8/30

こんにちは、エビちゃん(えびさわけいこ)応援隊です。

いつも、”えびさわけいこ”をご支援頂きありがとうございます。
4月の文京区長選挙では、皆さまに多くの応援をいただきながらも、
落選してしまい大変申し訳ありませんでした。
選挙では負けてしまいましたが、これからも文京区政を見守りながら、
区政課題解決に役に立つことを少しずつ行っていきたいと思います。

えびさわけいこは、これからも応援してくださる皆さんと一緒に、
文京区を「優しい」の町にしていけるように全力で取り組んでまいります。

【1】ミニ区政報告:公約で上げたことで大きく方向転換し実現へ

えびさわは、区長選に惜敗しましたが「公約」として挙げたいくつもの事が、
大きく方向転換し実現の方向に進んでいます。
これは、えびさわの声と、応援してくださった皆さんの声が、区に届き
区長選挙前は実施しない方向だったことが、実施の方向に動いた大きなことです。
今回は方向変更がされた特に大きな2つの事を報告します。

1)「老朽化した高齢者者施設(白山の郷)の改修」が急に動き出しました。
【区長選挙でのえびさわの公約】
白山の郷のトイレが平成27年から不具合があるので、老朽化した高齢者施設を早急に改修すべきである。

【選挙前の区の対応】
工事に費用がかかる、対応をすでにしている。

【6月議会の回答】
老朽化した高齢者施設は総合戦略にもとづいて改修を進める。

2)「小・中学校の給食費の無償化」が9月から実施決定!!
【区長選挙でのえびさわの公約】
子ども達の健康と教育現場の公平性の観点から「小・中学生の給食費を無償化」にすべき

【区長選挙選当時の元区長の回答)
公立学校の給食費を無償化には、国立や私立等の区立以外の小・中学校に通わせる
世帯を含まて全ての子育て世帯が対象とならないため、現時点において実施する考えはございません。
※3月の予算委員会での、区長答弁から抜粋

【6月議会の区の答弁】
現下の物価高騰による影響を鑑み、令和5年9月から学校給食の無償化を実施する。
※6月議会報告書から抜粋

【2】寺子屋を開催することにしました。

1.文京区の小学生の5割以上が中学受験をする。そのための多くの子が進学塾に通っている。
受験をしない子だって勉強をしたい。なんとなく勉強苦手と感じている子が多い。
2.文京区は子どもが増え、子どもの放課後の居場所が少ないこと。

⇒この2つの課題を少しでも解決できるように、えびさわ達は「寺子屋」を開催することにしました。
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◆場 所:多福院(文京区春日2-13-7)※お寺です
◆日 時:毎週水曜日と土曜日の16時~18時

◆プログラム:
16時   ~ 16時30分  おはなしお時間
16時30分 ~ 17時30分  学習の時間
17時30分 ~ 18時    おやつの時間
※おやつの時間は、読み聞かせや、花火、スイカ割など楽しいイベントを開催します。

◆費 用:1回 850円、月4回コース 3,200円、月8回コース 6,000円
◆講 師:地域の大学生
◆申し込み方法:https://npo-ooedo.org/item/etc-entry/2023/terakoya_230716/

【お知らせ】

【1】えびさわけいこ後援会『ひまわり会』は、”えびさわけいこ”の政治活動を支援する会です。
令和5年の会員の募集をしています。区議会議員ではなくなりましたが活動は続けていきます。
「皆さまと一緒に区政を変える」えびさわけいこを支援し活動をしていきましょう。

※えびさわけいこ「ひまわり会」の公式ホームページ
こちらからお申込みください ⇒ https://himawarikai.info/entry
「人を思うことが出来る街へ」を目指して、これからも進んでいきたいと思います。

ご声援ありがとうございました

たくさんのご声援ありがとうございました。

皆さんの声に支えられて、
なんとか頑張れた7日感でした。

私の力不足、準備不足で、皆さんの期待にこたえることができずに申し訳ありません。
皆さんと共に文京区の未来を拓いていきたい気持ちは、
今も、そしてこれからも変わりません。

もっと人によりそい、思いやりのある町、先を見通せる町、
そして誰もが住み続けられる優しい町にするために、
いまの自分に何が出来るか考えていきたいと思います。

もし何処でみかけたら、是非声を掛けてください。

えびさわけいこ

文京区議会議員のえびさわけいこです

私「えびさわけいこ」についてと「えびさわけいこ」が目指す文京区の理想について
知っていただきたいと思い、動画にしました。ぜひご覧ください。

【質問】生まれはどちらですか?

私は生まれも育ちも茨城県です。就職してから東京に出てきました。

【質問】学生時代は何を学ばれましたか?

大学は筑波大学の農林学類というところで、マーケティングを学習しました。

【質問】議員になる前はどんなお仕事をされていましたか?

大学を卒業してから、セゾングループに入ってマーケティングそして、商品開発の仕事をしました。
その後に雑誌社に入り広告の仕事をしたのがきっかけで、広告代理店に入りました。
広告代理店では、イベントやCMのプロデューサーなどをさせていただきました。
商品を作るところから一緒にやって、その商品をさらに売り出すプロモーションをしてその後でコマーシャルをするという形で、商品を作るところ、そしてプロモーションをかけるところ、販売するための支援まで作る仕事をしていました。

【質問】議員を志したきっかけはなんですか?

私は父が大好きだったんです。その父が脳梗塞で倒れたときはものすごいショックで茨城と東京を行ったり来たりする介護生活を7年しました。そのときは本当に辛くて行政と医療の連携が全く取れていないことに気が付いたので、私のような思いをする人を一人でも減らしたいと思い、もっと優しい町をつくりたいと思って議員を志ました。

【質問】どんな時も安心して住み続けられる町とは?

結婚しても子育てのときもそして親の介護が必要になったときも安心して住み続けられる環境づくりをしていきたいと思っています。
そのためにも子育て支援をしっかりしていきたい、それから介護が必要になった時もしっかり介護ができるような環境をつくっていきたいと思っています。
そして認知症になっても安心して住み続けられるように認知症検診事業を今年度から私の提案で始めさせていただきました。

【質問】議員になって実現した政策は?

議員になって一番最初に提案したのは「自転車専用レーン」です。
脳梗塞で倒れた父の介護をしていた時に、車いすを押していて歩道を走る自転車が本当に怖かったんです。それで自転車専用レーンをつくって欲しいと提案し4年かかって実現をし、今広がっています。

【質問】今、動いている政策は?

介護は、介護が必要な方も、介護をする人もとても大変です。少しでも介護の負担を軽減できるようにしていきたいと思っています。
その一つとして特別養護老人ホームの増設を今しています。次には小日向に新しい特別養護老人ホームをつくる予定です。

【質問】文武両道の教育日本一の町とは?

文京区のこどもたちは、学力は東京都の平均よりも全国の平均よりも少し高いんです。
でも体力は、東京都の平均よりも全国の平均よりも低いんです。なので私は文京区の子供たちに体力もアップして欲しいんです。だから「かけっこ倶楽部」や「体育塾」を始めました。やっぱり体力があれば最後にふんばりも効くし、いろんなことを乗り超えていけると思うんです。私は文京区の子供たちに文武両道の教育をこれからもしていきたいと思っています。

【質問】子ども達へ向けて、実現した政策は?

普通教室にエアコンはもちろん付いていますが体育館にもエアコンを付けて欲しいと要望しました。体育館は子供たちのスポーツにも使われますが、災害時の避難所にもなるのでそこにエアコンを付けて欲しいと要望して2年越しでやっと今すべての小中学校の体育館にエアコンが付きました。

【質問】こどもたちに向けて今、動いている政策は?

子育て中もしっかりと働き続けられるように育成室の増設を進めています。
育成室だけではなく将来的にはアフタースクールの導入をしたいと思っています。
あとは文京区のすべての小中学校にタブレットを導入させていただきました。タブレットの導入の次は今子供たちにタブレットが「重い」と言われているので教科書を電子教科書にしていきたいなと考えています。

【質問】 災害に強くて、優しい町とは?

災害に強い町ということで文京区は実は木造密集地域結構古い町なので、多いんですね。
なので建て替え助成を行ったり、あと神田川があるので水害もあります。
今は「垂直非難」=上に避難すること 垂直避難ができる避難所を増やしています。その他に今年から始めて宿泊避難訓練を実施しました。

【質問】バリアフリー施設の改善に向けた政策とは?

文京区バリアフリー基本構想のときにいろんな方のお話を聞きました。そのときに盲点があったんですね。男性の高齢者の方からトイレに入ると杖をどこに置いて良いかわからない、杖をトイレにかけると倒れてしまってそれを拾うのが一苦労だという話を聞きました。そこで文京区の施設のすべての男性トイレに今杖掛けを作らせていただきました。ほんの少しの改善でみんなが安心して暮らせる町になるんです。これからも細かいところまで気を配りながら安心して暮らせる文京区をつくって参ります。

【質問】災害時における飼われている動物についての政策とは?

私は小さいころからずっとワンちゃんを飼っています。ワンちゃんが大好きなんですけどもし災害はあったときにワンちゃんやネコちゃんや動物を避難所に連れていくのはいろいろ今の時点では問題があります。ワンちゃんやネコちゃんと同行避難ができる避難所をつくって欲しいと今、区に要望しています。

【質問】犬猫里親会は、どんな活動ですか?

ネコちゃんやワンちゃんを保護している団体さんと一緒になってワンちゃんやネコちゃんの命を少しでも守っていきたいと思い犬猫里親会を開催しています。これからも区ともぜひ協力して里親会を広めていきたいと思っています。ぜひワンちゃんとネコちゃんと暮らしてみたいなと思っている方は遊びに来てください。

【質問】新たな魅力を発信する町づくりとは?

区は本当に様々な事業をやっているんですけどそれが区民の方に伝わっていないことが結構多いんですね。私は広告代理店で働いていたことを生かしてもっと区民の方にわかりやすい広告、あとは区だけでなく協力して下さる方々の力も借りて情報を発信できたらなと思っております。私は企業で20年間働いておりました。そのときに感じた企業のスピード感とアイデア力をもっと行政に生かせることができたらと思っています。企業やそれから大学と連携してクラウドファンディングを活用して新しい施設をどんどん文京区で行っていきたいと思っています。今年度から新たな事業としてB+(ビータス)「文京区と一緒に」という想いを込めてB+(ビータス)という新しい事業を始めました。これからも文京区がどんどん新しい町になるためにがんばって参ります。
また、文京区は坂が多いんです。
それから交通不便地域もあるので文京区コミュニティバス「B―ぐる」を走らせました。次は自転車シェアサイクルを始めました。通称「赤チャリ」です。赤い自転車が文京区の町にたくさん走っていると思いますがこちらも導入させていただきました。これからももっと便利な町づくりをしていきます。

【質問】文京区の皆さんへ

一人では解決できないこともみんなと一緒に考えそして行動することで必ず解決できるはずです。
誰一人取り残さないそして誰もが安心して住み続けられる笑顔あふれる文京区を
みなさんと一緒につくっていきたいです。


【プロフィール】

・1964年 茨城県に生まれる
・筑波大学 第二学群 農林学類(現在の生物生産資源学類)卒業
・早稲田大学大学院 政治学研究科 修了
・20年間企業で働き、社会経験を積む

脳梗塞で倒れた父を7年にわたり介護をした。
そのなかで感じた行政への不満から、同じ境遇の人を減らしたいと政治の道を志す

・2007年 文京区議会議員に初当選(現在4期目)
・2009年 フードアナリスト1級、認知症サポーター講師資格を習得
・2019年 文京区議会議長に就任(文京区初の女性議長)

2月18日(土)にお散歩の会を開催しました

2月18日は、「エビちゃん散歩の会」に参加をしてきました。

お散歩の会とは、
文化と歴史に恵まれた文京区の気になるところに寄り道しながら、
見て、食べて、勉強して、ぶらぶら散策しながら文京区を丸ごと足で楽しむ活動。です。
※参加される方のペースやその日の進行によって臨機応変に散歩します。

当日は快晴で暖かく、綺麗に写真が撮れて、散歩日和の1日で、
とても多くの方が参加してくださりました。

まずはシビックセンター(文京区役所)に集合し、講道館に向かいました。
講道館前の嘉納治五郎先生の前で皆さんと一緒に集合写真をとりました。
嘉納治五郎先生は柔道を広めた方であり、
えびさわけいこさんが卒業した筑波大学の初代の学長さんです。

次に少し歩いて「小石川後楽園」に向かいました。
小石川後楽園は、東京ドームの隣にあり、文京区役所や東京ドームホテル等ビルが見えて、
緑の中から都会が見えるとても不思議な場所です。

ここは、しだれ桜がとても有名だそうですが、まだ桜は残念ながら咲いていませんでした。
でも、「赤・白・ピンク」の梅が色鮮やかに咲いていてとても綺麗でした。
小石川後楽園内は、大きな池があり、鯉や亀、かもめなどが見れました。
木に囲まれた中、歴史的建造物や綺麗な滝、通天橋(赤い橋)が見られて、
まるで京都みたいだな、と感じました。


帰りは、「東門」からでました。
この東門は、令和2年に復元され唐門です。
唐門は、水戸徳川家の上屋敷と庭である「後楽園」との境界にあり
正式は入口門だったそうです。東門の前で、皆さんと記念写真をとりました。

小石川後楽園の散歩後、東京ドームホテルでお茶をしました。
私は、白玉クリームぜんざいを選び、バニラアイスとぜんざいを一緒に食べてみて、
和風と甘さがマッチしていて、とても美味しかったです。
また、緑茶との相性が良く、満喫できました。

今回、初めての散歩の会で不安でしたが、楽しめたので良い一日になりました。

インターン生 岩崎

和菓子にまつわる食文化について(「一幸庵」店主 水上 力さん)

「対談!えびさわけいこが聞きました」
今回は、小石川の和菓子店「一幸庵」の店主、水上力さんから
和菓子にまつわる食文化についてのお話を伺いました。


えびさわ:文京区議会議員えびさわけいこ
水上さん:「一幸庵」店主 水上力さん


対談の様子はこちらからご覧いただけます

―和菓子職人になるまで

えびさわ:水上さんは和菓子屋さんの四男だと伺いましたが、どうして和菓子職人になったのですか?
実は大学時代は商学部だったというお話もちょっと聞いたので、その辺のお話を教えていただけますか。

水上さん:公認会計士になろうと夢見ており、高校時代からずっとダブルスクールで簿記の勉強や会計学の勉強をしていたのですが、ちょうど大学に入る頃が70年安保の真っただ中で、勉強よりもそっちの方が……。

えびさわ:へー!今の水上さんからは全く想像がつかないですね。

水上さん:心の中は、若干それも残っているのだけどね。

えびさわ:日本を変えようとする意識が。

水上さん:結局文化を守るということが大事なことで。学生運動をやっていた頃、三島由紀夫の早稲田大学での「学生との対話」があって、日本の文化を守ることは大切だとちょっと教えられた。それで、父に和菓子の職人になりたいと伝えた時に、「お前まで菓子屋になる必要はない」と拒否されて。しかし、父親の職人時代の仲間を通じて、京都で修業に入ったのです。

えびさわ:そして、28歳で独立しましたよね。

水上さん:それから29歳で結婚して、ずっと今日まで和菓子職人ということです。

えびさわ40年以上も続けられて、すごい事ですね

 

―和菓子の「和」とは

えびさわ:水上さんは、日本の文化を小石川から守っているとでも申しましょうか。

水上さん:はい、和菓子そのものについて、皆なよく分かってないもの。
「和って何ですか」って聞いてきたりするし。聖徳太子の17条の憲法の「和を以て貴しとなす」の和とは何って聞いたら答えられる人は、ほとんどいないと思うんだよ。「わ」と読んじゃうから分からないので、「やわらぎ」と読む。「やわらぎを以て……」だと何となく分かってくるのでは。和菓子はつまり、やわらぎのお菓子なんだよ

えびさわ:和菓子は心をやわらげるお菓子という解釈で、よろしいですか。

水上さん:そう、例えば「お茶請け」って言葉があるけれど、「うける」は受という字ではなくて、「請け負う」の請。お茶を請け負うってどういうことだと思う?

えびさわ:どういうことですか?

水上さん:お茶を請け負うとはお茶の味を保証するということではない。建築請負契約とは、「建物がちゃんと完成するのを保証しますよ」ということでしょ。それで請負契約っていうのを結ぶわけですよ。
だから、お茶とお菓子も請負契約による関係です。だから私は、お茶は殿様、お菓子は殿様を忠実に補佐する侍という名の家来。そんな位置づけで考えています。

えびさわ:そうなのですね、お菓子は主役にはならず、しっかり盛り上げる脇役という感じなのですか。

水上さん:茶道を習っている人だったら大体分かると思いますけど、お菓子を食べてその甘さが口に残っているときにお茶を飲む。すると、お菓子の味がお茶の渋みを打ち消し、うまみを残して、「お茶がおいしいな。日本人に生まれて良かったな」って精神的な……。

えびさわ:やわらぎですね。

水上さん:で、その瞬間にお菓子の甘さだとかいろんなものが、そこから立ち去って消えると。

えびさわ:なんとまぁ、謙虚ですね~。

水上さん:甘さが口に残っていたら、それは殿様を打ち消すことになっちゃうじゃない?

えびさわ:まさに和、つまり日本ですね。日本人の心を表現しているお菓子なのですね。

水上さん:そんなことを言っているのは私だけだけど。

 

―「IKKOAN」に書かれている72の季節

えびさわ:水上さんのご本「IKKOAN」は、日本の文化をどんどん世界にも広めて、和菓子ファンがさらに増えているようですが。

水上さん:いろんな国の人に「お宅の国は、季節がいくつありますか?」と聞くと、大体4つだと答える。で、赤道直下の国の人は2つ。雨が降ってなきゃ暑いとか蒸すとか、そんな気候でしょ。でも、日本は72ありますよって話すと、大体びっくりされる

えびさわ:それはびっくりしますよ。

水上さん:そして、「それはどういうことよ?」って言われる。365日を72で割ると5だよね。つまり、5日に1回季節が流れる国だと説明している。

えびさわ:実は「IKKOAN」を拝見して初めてこの事を知り、すごいなと思いました。

水上さん:いや、みんなそうですよ。

えびさわ:季節ごとに全部名前があるのですか?

水上さん:そう、中国の易の本が由来です。例えば、雀始巣(すずめはじめてすくう)の時期。すずめが〇〇をしない時には、こんな災いが起こりますよっていうのが中国。で、日本はそれを全部とっぱらって、季節だけ楽しみましょうという感覚だと思う。だから読んでいて面白い。

えびさわ:1つずつに季節があって、それが全部日本語と英語、フランス語に翻訳されている。国際的に作られた本で、素晴らしいですね。すでに第4版までなのですね。

水上さん:最初はクラウドファンディングで出版させてもらいましたが、お蔭様で。お菓子の本というよりは、どちらかというと美術書みたいな感覚で見ている人が多いんだよ、特に外国人は。お菓子の本としては面白いかなと思って

えびさわ:日本人が読むべき本だと思います、私は。この国には72も季節があることを伝えていかなければと、改めて感じる素晴らしい本ですね。

 

―和菓子の歴史 外国との関係

水上さん:「和菓子」という言葉ができたのは明治維新です。

えびさわ:そうなのですね。それで、今まではどう呼ばれていたのですか?

水上さん:それまでは「お菓子」。西洋の物はこれまではなかったから。カステラや金平糖が入ってきたし、中国からも入ってきたけれども、日本の職人が自分で消化して、新しいもの作るわけ。外国の文化を取り入れても、それを最初は真似して乗り越える物を新たに作り出すのが、日本の文化の特徴だといわれているけど、納得するよ。

えびさわ:江戸時代までは、「日本のお菓子」って考えがなかったのですね。

水上さん:それで明治維新に西洋との交流が始まり、新しい文化が入ってきて、鹿鳴館などが生まれて。その辺から洋と和の区別ができてきた。そして、洋と比べて和が後進的な文化として見られるようになって、今日までずっと来ているわけですよ。だから、和の文化をもう一回見直す機会を、お菓子を通して発信していかなければいけないのかな、と。

 

―外国人を魅了する美しさ

水上さん:外国人が日本の文化に興味を示すようになったけど、下手な日本人よりはるかにすごいよね。数年前にロシアの女の子が、うちに勉強しに来たことがあったのですよ。彼女は日本の文化が好きで、独学で日本語や和菓子を勉強していたの。それでサンクトペテルブルクにあるヴィーガンのレストランで、和菓子を作って出していたのだけれど、どうしても本来の和菓子を勉強したいということで、友人を通じて紹介されました。1か月ホテルを自分で予約して通ってきて、そんな事を3回繰り返しました。

えびさわ:修業をここでしたのですか?すごいですね。

水上さん:観光ビザなので、1カ月単位でしか入国できないから。

えびさわ1度帰国してまた来て、を繰り返す。すごい気力ですね。それだけ日本の文化を愛してくれたのでしょうか。

水上さん:そう、だからそぼろ状のあんに包まれたきんとんを見て、繊細さに感激して涙を流すんだよ。この本を見たフランス人のパティシエの方が、テレビ局を連れてここに来たこともありました。

えびさわ:細かい作業や美しさに、外国の方は感動するのでしょうね。

水上さん:それから、日本の和菓子は宗教と関係ない。例えば、何を使っているから食べてはいけませんとかそういうことはない。どんな宗教の人でも食べられるのですよ、農業が基本だから

えびさわ:和菓子の中に小さな四季がキュッと閉じ込められている感じですよね。

 

―和菓子の奥深さ あんこの区別

水上さん:ところで、つぶあんとつぶしあんの区別って知ってます?

えびさわ:殻があるかないかですよね。それではだめですか?

水上さん:殻がなかったらこしあんになっちゃう。つぶあんは、小豆をつぶさないように炊いた粒のまんまのあんこ。つぶしあんとは、それをつぶしたもの。だから、極端なことを言えばこしあんに小豆の皮が入っている状況。今では区別が付く人って、菓子屋でもほとんどいないよ。

えびさわ:つぶあんとこしあんではなくて、つぶあんとつぶしあんの区別なのですね。それはご自分で勉強したのですか、それとも丁稚奉公中に教えていただいたのですか?

水上さん:そうだよ、昔から区別がきちんとあるのだから。それで、京都ではつぶあんを勉強し、名古屋ではつぶしあんについて学びましたよ。名古屋のつぶしあんは本物です。そういう文化をちゃんと理解してお菓子を作っていくと、非常に面白いよ

 

―文京区に和菓子の文化を広める

えびさわ:先ほどのあんこの区別は、すごく勉強になりました。このことを多くの人に、特に未来を担う子どもたちにはぜひ知ってもらいたい、と思いました。文京区の職業体験の生徒さんが水上さんの所には、いらっしゃいますか?

水上さん:来ますよ、区内のいろんな中学生が。

えびさわ中学生に職業体験を通じて、和菓子だけでなく日本の文化を伝えていただけることは、本当にありがたいです。

水上さん:最近は、あんこが嫌いな子どもが増えているから、「実はこんなにおいしいんだよ」って教えたいよね。あんこが嫌いな子が増えるのは、誰が悪いわけじゃなくて菓子屋が悪いわけだから。ちゃんとした物をきちんと提供すること

えびさわ:最近の子どもたちが和食を知らないから、文京区では給食で「和食の日」を制定しています。しかし、「和菓子」の言葉はいつから使われたかだとか、「和を以て貴し」の和は「やわらぎ」だということをしっかり教えていくことが大事だなって、水上さんのお話を伺い、改めて思いました。

水上さん:そうそう、17条の憲法ってすごいんだよってね。

えびさわ:それから72も季節があるってことも、ぜひお願いします。ただ給食を和食にするのではなく、歴史もしっかり話していかないと、日本の文化を伝えることにはならないなと思います。機会を作って、小学生や中学生に話していただいていいですか?

水上さん:小学生はなかなか難しいかな、中学生だったらば、分かるのだろうけれども。こないだ、窪町小学校の2年生にネット通じての和菓子の講習はやったけども、なかなか難しかったよ、和なんて言ったって、理解できないよ。17条の憲法を学校で習った子だったらば、伝えられるかもしれないけれども。

えびさわ:とはいえ今日のようなお話を、ぜひとも子どもたちにもして欲しいです。私の勉強にもなり、本当に感動いたしました。また、よろしくお願いします。今日はお時間取っていただいて、ありがとうございました。

ライター 乙部 雅子

 


参考リンク

 

文京区で“教育プラットフォーム”を目指す(株式会社エデュスタイル代表 槙田 美規さん)

「対談!えびさわけいこが聞きました」
文京区で“教育プラットフォーム”を目指す、
株式会社エデュスタイル代表の槙田さんにお話を伺いました。


えびさわ:文京区議会議員えびさわけいこ
槙田さん:エデュスタイル代表 槙田 美規さん


対談の様子はこちらからご覧いただけます

 

―教育総合プラットフォームを目指す

えびさわ:こんにちは。本日はエデュスタイル代表の槙田さんにお話を伺います。まずは自己紹介をお願いできますか。

槙田さん:槙田と申します。私は小学館で、週刊誌、女性誌、子育ての雑誌、最後の方はデジタルでネットマガジンとかデジタル絵本とかいろいろなことをやってきました。そこを卒業しまして、出版社時代に色々とやり残してきたことを考えて、文京区で起業いたしました。それがエデュスタイルという〈ランドセルナビ〉で、ランドセルを売ったり、入学準備に関するコンテンツを扱うサイトを運営しております。

えびさわ:これがエデュスタイルさんのランドセルですね。これのポイントを教えていただけますか?

槙田このランドセルは、完全に手作りランドセルで、今の子供たちに合わせて、名古屋のランドセル作り五十数年の職人さんと友人のスタイリストにデザインしてもらいました。

えびさわ:すごくオシャレですよね

槙田さん:牛革で、うちのイメージとしてランドセルを作りました。パッと大人の人が革の鞄をイメージするのと違ってずいぶん軽いです

えびさわ:このランドセルは槙田さんにとってあくまでスタートというか、本来は教育のプラットホームを作りたいと願っているということなんですけど、そこにたどり着いたきっかけのお話をしていただけますか?

槙田:出版社でいろいろな取材をしてきたわけですけど、子育ての記事を相当長い間担当するうちに、この30年間で子供の生まれる環境は非常に厳しくなっていると、愕然としました。自分の子供時代と全く違う今の子供たちに対して何か少しでもできないかなと

私の子供時代は暗くなるまで外で遊んで、疲れ切ってウチへ帰って、バタっと寝るような生活をしていたわけですね。ところが今は全然違う。まず暗くなるまで外で遊ぶという子はいませんよね。社会の環境が変わってきて、子供たちが「ドラえもんのような空き地」で遊ぶことが出来なくなり、結局いつも親の管理の中でやらなければいけなくなっている子供たちに対して、少しでも何かしたい。そう思ったときに、何が一番大事なのかなって思いますと、一番は「親」だと思うんですよ。大人の世界でのいろいろな判断基準が、子供に当てはめられているという、すごく辛い状況に気づきました。

―「世の中基準からその子基準へ」

槙田:一つはなんでも「平均はどんなだ、世の中の真ん中はどのへんなんだ、みんなはどうしてるんだ」それに自分の子供を当てはめて、他の子はどうしているのとか、そういうことを気にしながら、それに当てはまらないと「うちの子は大丈夫なのかしら」と思ってしまう。それからもう一つ昔と違うところとしては子育ての情報も、お金をかければありとあらゆる教育を受けさせることができる。にもかかわらず、「これをやれば安心」というアベレージが子育てとか教育に関してはなくなってしまっている

子育ての情報も非常にバラつきがあるので、ベーシックなものとして押さえておきたいところを提供しながら、ネット上でのプラットフォームとして、親たちがみる場所をつくっていきたいなと思ったのが最初のきっかけです。

えびさわ:「世の中基準からその子基準へ」っていう会社の理念が。ものすごく分かりやすいと思います。保護者の方も「周りがどういうふうになっているのかな、うちの子は周りの子と比べて遅れてないかな」ということばかりが気になって、「その子の基準」をなかなか作ってあげられない、その子にとって何がいいのかをなかなか考えてあげられない。どんなふうに子育てをした方がいいかっていう情報を槙田さんが発信してあげられたらいいですよね。

「世の中基準からその子基準へ」っていう会社の理念が、ものすごく分かりやすいと思います。

槙田さん:あと、もう一つ、今のお子さんが昔の子供と違うのは、たくさん大人に出会えていないということですね。小さいうちに。昔は近所のおばさん・おじさん、いろいろな人に関わっていたんですよね。地域で。でも、今残念ながら男の人だと声をかけることさえ出来ない状態です。そういう社会の変化の中で、関われる大人が少なくなってきましたよね。だから、海老澤さんがやっていらしたのも良いなと思ったんですけど、小さいうちからできるだけ多くの大人に出会ってほしいなというのも一つの思いです。

えびさわ文武両道な子供を育てたいというのが私の理想なので、「かけっこ倶楽部」と「体育塾」というのをやっているんですけど、本当に子供たちが忙しそうで…。体育塾にきても「この次〇〇にいこう、さっきは〇〇に行ってきたの」という感じで、子供の時間というよりも、大人によってスケジュールを組まれているので、いつ遊んでいるのかなというのがちょっと心配になっています。

槙田さん:色々調べてみると、運動をしている子の方が成績上がるんですよね。これアメリカではっきりデータが出ていますけども、能力を上げるためにはある程度の遊びは絶対必要で、そういうこともお母さん方にはお伝えしたいなと思っています。

えびさわ:ぜひ、槙田さんが作るプラットホームで発信していただけたらと思います。

槙田さん:とにかく、今のどもたちが置かれている状況が私には厳しく見えるので、少しでも味方になりたいなという思いが一番強いです。

―ランドセル選びのアドバイス

えびさわ:その思いを込めて、まずこのランドセルですけど、ランドセルを来年買うお母さんにポイントを教えていただけますか。

槙田さん:まず「6年間修理対応」がついているランドセルを買ってほしいということですね。細かい機能がどうのっていうのではなくて、6年間修理対応するということは、ある意味「6年間壊れることがないですよ」ということなんですよ。だから、そういうものを選んで頂いて。あともう一つ大事なのは「お母さん、お父さんの考え」ではなくて「お子さんが欲しいというもの」を買っていただきたい

えびさわ自分で選ぶというのも大事なポイントですよね

槙田さん:親御さんからみると「6年生になった時、これじゃ恥ずかしい」と思うこともあると思うんですけど、そう思うことも一つの学び。

えびさわ:なるほど。そういう積み重ねも一つの学習ですよね。あとこれ、お手入れのポイントを…

槙田さん:注意していただきたいことは、ベルトの調節をするということです。

えびさわ:成長しますもんね。

槙田さん:今中に入れるものがとても重たいので、すごく軽く作られているんですけど、それ以上に、背負う時の重心の方が体感重量に影響を与えるんですね。今流行りのダラーんとしたリュックの持ち方、ベルトが長すぎると、重たく感じる。背中がぴったりついて重心が上にくるように背負わせてあげるために、ベルトの調節は常に親御さんの務めとしていただきたい。

それともう一つ大事なのはランドセルカバーなんですね。

えびさわ:ランドセルカバー!? 文京区では新一年生は必ずつけています

槙田さん:良いんですよ。良いんですけど、雨が降って濡れた時に、ランドセルカバーとランドセルの間に水が溜まってしまうことがあります。そういう時に何も考えず放置してしまうと、かびたりしてしまいます。だから、濡れた時は一旦ランドセルカバーを外して拭いてあげるくらいのことはしてあげる、と。大人の鞄と違って汚れ防止の樹脂加工されているからほとんど手入れする必要ないんですよ、だけどランドセルカバーだけは手入れしてほしい。

えびさわ:ランドセルカバー渡すときに、それを言わなければダメかもしれないですね。必ず一年生には送っているので、思わぬところではありました。

―子ども達に平等な支援を

えびさわ:槙田さんは文京区に住んでいらっしゃるので、お互いにこれから情報交換しながら、いろいろなことができたらなと思っています。最後に、槙田さんが目指す教育プラットフォームについて改めて教えていただけますか。

槙田さん:教育のプラットホームというのは先ほど申し上げたように、最低限の親御さんたちがやったこと方がいいことを語る場で、できれば最終的には親御さんたち同士が語り合える場

SNSなども色々ありますけれど、子ども達のために何らかの形で協力体制を作るというのはものすごく大切なことだし、そのために互いの立場を理解し合うというのも大事。

あとは、行政の方にお願いしたいことがひとつありまして…。行政の方はさまざまなクレームに対応せざるを得ないから、どうしても声の大きい人たちの意見ばかりを反映しがちになる。びっくりするようなことを仰る親御さん一人のために物事が変わったりする。よく聞くんですよ「幼稚園で『こういう親』がいるせいで、全部この遊びが禁止になった」というのを。そういうことがないように、うまい手を考えてもらえないかなって、すごく思いますね

えびさわ:本当に、子供のためを思って子供のための政策を考えていけたらなって思いますね。
文京区の中にもいろいろなお子さんがいらっしゃいますが、子供はできるだけ平等にしていきたいなと思いますので、ランドセルを買えるように入学支援や塾の支援などもしており、スポーツの支援もしてあげたいなというのが私の願いです。そのほかにも、今回、全ての子供たちに所得制限なしで3万円を給付します。子供が差別なく成長できるようにしていきたいなと思います。これからも力を貸していただきたいなと思います。

槙田さん:こちらこそよろしくお願いします

えびさわ:本当に今日はありがとうございました。

ライター 木下絢美


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これからのスポーツ教育についてのお話(筑波大学特命教授 真田 久さん)

「対談!えびさわけいこが聞きました」
今回は、筑波大学特命教授の真田久さんに、これからのスポーツ教育についてのお話を伺いました。


えびさわ:文京区議会議員えびさわけいこ
真田教授:筑波大学 体育系特命教授 真田久さん


対談の様子はこちらからご覧いただけます

 

―筑波大学の先輩・後輩

えびさわ:先生は2期(体育専門学群)だと先ほどお伺いしましたが、私は農林学類の10期なので、大先輩ですね。その頃の筑波大学はどんな感じでしたか

真田教授:大学はまだ建設途上でありまして。 ちょうど農林学類がある場所ですが、よく私は造りに出かけていました。日雇いの労働者として、ですね。

えびさわ:校舎を造る……校舎を学生さんがバイトで、ということですか?

真田教授:当時はあまりアルバイトがなかったので、工事現場に行きますと「明日、1日来てもいいぞ」って言われて、そしたらそこで働くと。

えびさわ先生が造った校舎で私が学習したってことですね。ありがとうございます、大変楽しく4年間学ばせていただきました。

―東京2020が残したもの 未来に繋げる

えびさわ:東京オリンピックも無事終わりました。これから未来にどう繋げていくかを、オリンピック関係の仕事を現在もされている先生に、今日はお伺いできればと思っております。

真田教授:この東京2020大会は、2013年に開催することが決められました。 その間にいろんなことが実は準備として行われてきまして、その中の1つがオリンピック・パラリンピック(以下オリ・パラ)教育です。東京都内で言えば、2300校全ての公立学校で年間30時間、だいたい週1時間オリ・パラについて授業で学びました。

もう1つはホストタウンですね。 一般の市民の人々が自治体を中心にして、外国の選手や外国の方々と交流する活動も行われました。本番ではコロナ禍によって実際に会場に足を運ぶことが、ほとんど出来なかったのですが。しかし、オリンピック・ムーブメントが非常に長い期間にかけて行われた特筆すべき大会だった、と考えております。

えびさわ文京区でもドイツとホストタウンとして提携させていただいて、ハンドボールとバドミントンが練習会場でした。ところがコロナ禍のため、練習風景を見学できなかったのは、本当に残念ですよね。

真田教授:本番の時に実際に観戦できなかったのは、非常に残念な点ではありましたが。

えびさわ:そうですね。しかし、その前に子どもたちが「こども新聞」を作って選手にインタビューに行ったり、ホストタウンの紹介をしたり、そんな形でいろんなレガシーはできたのかなと思います。

―日本のオリンピック史は文京区から 嘉納治五郎先生

真田教授:私も「こども新聞」の記者さんたちに、嘉納治五郎先生のことでインタビュー受けたことがあります。

えびさわ:筑波大学といえば、嘉納治五郎先生ですからね。

真田教授:オリンピックが終わった後に、小学生の生徒さんたちからインタビューを受けました。

えびさわ:みんないい子だったでしょう。

真田教授:熱心に興味を持ってインタビューしてきましたね。

えびさわ:どんなことを聞いてきましたか?

真田教授:例えば「なぜ先生は嘉納治五郎先生に興味を持ったのですか?」と聞かれた時に、「私は実は水泳をやっていたのですよ」と答えました。そしたら、「水泳をやっている人がなぜ、柔道の嘉納治五郎先生に関心を持つのですか?」って。実は水泳の歴史を調べたら、嘉納治五郎先生が日本に広めたっていうことが分かったんです、と伝えたのですよ。

えびさわ:本当ですか?初めて知りました。

真田教授:多くの文京区内の学校ではプールがあると思います。その縁源を辿っていきますと、「日本は水泳が絶対に必要だ」っておっしゃって、学校教育に水泳を必修にしていったのは、実は嘉納治五郎先生なんですね

えびさわ:思い出しました、NHK大河ドラマ「いだてん」にありましたね。

真田教授:「いだてん」では、私はスポーツ史考証を担当していました。スポーツ史から照らして脚本の内容が合っているかどうか、考証作業なども関わらせていただきました。

えびさわ:嘉納治五郎先生がちょっと銅像よりも、かっこよく描かれている感じがしますが。

真田教授:そうですね、本当はもう少し大柄でなかなか迫力のある感じでしたが。でも、非常に人間的というか。

えびさわ:はい、温かみがすごくありましたね。

真田教授:実際はそんな感じだったと思うのですよね。柔道関係者には「嘉納先生はもっと高尚な人だ」って言われるのですが。しかし、当時の嘉納先生のご様子を筑波大学関係者から伺うと、本当に学生の中に気さくに入っていったそうですよ。 例えば入学式の後に歓迎会がありますが、その時には嘉納校長先生が新入生のとこに降りていって、腕相撲をされるのですよね。

えびさわ:嘉納治五郎先生が自ら「腕相撲をしよう」と?

真田教授:そして新入生を全員負かせてしまうのですね。

えびさわ:やっぱりすごい方だったのですね!

真田教授:そんなことが、実際に東京高等師範学校の文献に書かれてあります。

えびさわ:もっとみんなに嘉納治五郎先生を知ってほしいなって、私とかそう思ってしまうんですけどね。そのレガシーをこれから筑波大学としては、ぜひ文京区と一緒に何かしてほしいなって、すごく思うんですね、卒業生のひとりとしては。せっかくここにあるし。

真田教授日本のオリンピック・ムーブメントが始まったのは、まさに文京区のこの場所(筑波大学東京キャンパス)からですから。ここは昔、東京高等師範学校があって、校長室が大日本体育協会(日本スポーツ協会の前身)の事務所でした。国際オリンピック委員会など世界のスポーツ界の人たちがここを訪れたり、手紙を送ったりしました。また、オリンピック選手がこの場所から育っていき、まさに日本のスポーツを支えてきたそういう場所になります。それをリードしたのが嘉納先生でしたので、その流れを汲む筑波大学と文京区で、是非ともいろんな連携ができたらいいねと思っております。

 

―留学生と文京区の子どもたちとの交流を

えびさわ:私は未来の子供たちに残せるようなことをしていきたいです。どんな案がありますか?

真田教授:東京オリ・パラが決まった時に、筑波大学でも政府から依頼された事業がありまして。優秀な外国の若者を日本に呼んで、筑波大学でオリ・パラや、嘉納治五郎について学んでいただく。あとは、日本の文化とか。マナーやおもてなしの精神を、学んでいただく。このようなプログラムを始められました。現在もそれは続けております。

えびさわ:筑波国際スポーツアカデミーに、世界中から日本のことを学びに来ているのですね。

真田教授:そういう学生さんと先ほど会いました。文京区の「こども新聞」、こうした子どもたちととなんらかの接点が作れたらいいなと思っております。文京区の子どもたちと、それから留学生で日本のことを学びに、オリンピックやスポーツのことを学びに来た学生たちと交流をする。例えば、東京2020大会の思い出を語りあうなどですね。自分たちの国のスポーツについて話し合うことで、ホストタウンに力を入れた文京区の子どもたちにとっては、世界に対して色々と目が開かれていくように感じるのですよね。また、留学生たちに、スポーツのレッスンを英語でやってもらうのも、子どもたちが喜んで英語を覚えるようになるかな、と期待しています。

えびさわ英語とスポーツと国際みたいな感じですね

真田教授:この3つを繋げて何かができるのではないかなと。

えびさわ:それは素敵ですね。筑波大学に留学してきた子は、短期留学でなく学生として来てくれるのでしょうか?

真田教授:そうですね、筑波大学に入学して学びます。

えびさわ:それはありがたい!

真田教授:そのための資金も少し用意できそうですので。文京区の子どもたちと留学生とで、国際交流をぜひともやっていきたいですね。

えびさわ:ぜひ、楽しみにしています。

―多様性と調和 スポーツを「作る」

えびさわ:せっかく「オリ・パラ」とうたっているので、パラリンピックについてもやっぱり子どもたち、それから区民のみんなにも、いろんなことを知ってもらいたいです。

真田教授:これは大事な点ですよね。特に学習指導要領では、オリンピックのみならず、パラリンピックについても学んでいくことが、はっきりと明記されていますので。オリ・パラ開催時に、「多様性と調和」が大会ビジョンのひとつでした。それを実際の社会の隅々にまで浸透する上では、パラスポーツにも関心を持つことは大切ですよね。

えびさわ:パラリンピックの時だけ、障害者のスポーツが注目されるのではなく、普段もそういうスポーツが注目されるような土壌を作っていけたらな、とすごく思います。 そのために出来ることは何でしょうか。

真田教授:体育の授業などでも、ますますそういう視点が大事になっていきますね。これまではスポーツを「する、見る、支える」とよく言われていましたが、学習指導要領ではそれらに「知る」が入ったんですね。例えばオリンピックの理念や、パラリンピックの考え方について知っていくことですね。さらに第3期のスポーツ基本計画ではスポーツを「作る」も入っているのですよ。

えびさわ:新しいスポーツを「作る」ということですか?

真田教授:そうですね。例えばルールがどこでも共通しているスポーツを、その人たちの状況に応じて変えてしまう。あるいは、スポーツそのものも変えてみる。もしも障害がある人たちがいれば、彼らが遊びやすいスポーツにしてみる。またそこに普通の人たちが入ってもできるようなルールを考えて作っていく

えびさわ:素晴らしいですね。

真田教授:そして、高齢者の方が混ざった時に、どういうスポーツにしたら、お互いに出来るのかを考えて作っていく。それがこれから大事になっていく、と言われているのですよね。

えびさわ文京区ではビーチボールが意外に盛んなんです。バレーボールのルールと変わりませんが、ボールが少し大きくて柔らかい。こんな感じですか?

真田教授:そのとおりです。

えびさわ:その人自身や年代などに合わせた新しいスポーツをどんどん作っていこうということですね。日常生活の中で、どんな方でも誰でも楽しめるように。

真田教授:これまでは決まったスポーツがあって、そこに適用しているという考え方だったのですが、これからはその人の状況に合わせて、むしろスポーツをどんどん変えていくことになるでしょう。例えば子どもたちがルールを考えていく。それはある意味で、東京2020大会のビジョン「多様性と調和」をレガシーとしても、発展をさせて、社会に増殖させてくという意味で、非常に大事なことだと思うのですよね。

えびさわ:すごくいいお話を伺いました。これから子どもたちの教育をしていく中でも、絶対に必要なことですよね。

真田教授:社会そのものも変わっていくではないかと期待されますよね。

えびさわ:そしたら、差別とかそういうことがなく、みんなが楽しめる世界になってくると思います
そのためにもこれからいろんなアイディアや、情報交換をさせていただけますか。

真田教授:文京区が「誰もが楽しめるスポーツを作る」の先駆的な取り組みをどんどんやっていただけたら嬉しいですし、なんらかの形でサポートできたらなと思います。

えびさわ:ぜひお願いします。

真田教授:その一環で、例えば留学生との交流。それも大事なことだと思いますし。それを実現させたいとは思いますので、区長さんによろしく伝えていただけますか。

えびさわ:はい、承知しました。今日はどうもありがとうございました。

ライター 乙部雅子


参考リンク

 

エビちゃんニュース 2023/2/22

こんにちは、エビちゃん(えびさわけいこ)応援隊です。
いつも、”えびさわけいこ”をご支援頂きありがとうございます。

令和5年の文京区予算が発表されました。
令和5年の一般会計の予算規模は前年度3.4%増の1,162億800万円です。
えびさわは20年間会社員として働いてきました。そして今、議会選出の監査委員を務めています。
皆さまから頂いた税金が無駄なく使われるか、しっかりとチェックをしていきます。
えびさわけいこは、これからも応援してくださる皆さんと一緒に、
文京区を「優しい」町にしていけるように全力で取り組んでまいります。

1)帯状疱疹予防接種費用助成を拡大します。(令和5年4月から)

令和4年度は対象が65歳以上でしたが、50歳以上に拡大をしていきます。
また、対象ワクチンも、乾燥弱毒生水痘ワクチンに加え、
乾燥組換帯状疱疹ワクチンシングリックス筋注用が選択できるようになります。

2)18歳まで医療費が無償化されます。(令和5年4月1日から予定)

今までは中学生までだった医療費の無償化を拡大していきます。

3)大塚地域活動センターがリニューアルオープンします。

4月にオープンする茗荷谷の「中央大学」の敷地内に「大塚地域活動センター」
や「育成室」・「保育園」・「図書取次コーナー」などが出来ます。

4)その他

4−1)YouTubeを始めました。「えびちゃんネル」を開設しました。

今回、えびさわをより多くの方に知っていただきたいと思い、
えびさわけいこの自己紹介動画をつくりました。是非みてください。
https://www.youtube.com/watch?v=6uWozSHyHnM

他にも「教えてえびちゃん」や「文京区自慢」などを掲載しています。
登録よろしくお願いいたします。

4−2)駅頭を下記のスケジュールで実施しています。

・月曜日(朝)新大塚・月曜日(夕)茗荷谷 ・火曜日(朝)茗荷谷

・水曜日(夕)護国寺 ・木曜日 (朝) 茗荷谷 ・木曜日(夕)護国寺 ・金曜日 (朝) 江戸川橋

駅などで見かけたら、ぜひお声をかけてくください。
また毎週インスタライブも開催しています。是非皆さんの声を、えびさわに聞かせてください。

※ボランティアを募集中です。是非、メール等でご連絡ください。
https://ebisawakeiko.com/help/

4−3)子ども応援給付金等の締め切りが迫っています。

対象の方は早めに申請してください。

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┃【お知らせ】
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【1】えびさわけいこ後援会『ひまわり会』は、”えびさわけいこ”の政治活動を支援する会です。
令和5年度の会員の募集をしています。
すでの多くの方に入会いただき感謝しています。ありがとうございます。
「皆さまの声を区政に伝える」えびさわけいこを支援し一緒に活動をしていきましょう。
※えびさわけいこ「ひまわり会」の公式ホームページ
こちらからお申込みください

「人を思うことが出来る街へ」を目指して、これからも進んでいきたいと思います。

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