7月3日に、エビちゃん食育隊プロデュース「かんたんパスタと夏サラダ」を開催しました。
今回は夏休みのランチにぴったりの
パスタポモドーロと
オレンジとにんじんのサラダと
ヨーグルトムースの3品を作りました。
調理の後、文京区議会議員で
フードアナリストのえびさわけいこから、
「食育ミニ講話」がありました。
今回のミニ講話のテーマは「パスタ」です。
「パスタの種類」についての話がありました。
その模様を報告させていただきます。
★蒸し暑い毎日を吹き飛ばす、夏にぴったりの爽やかなイタリアンでした。
パスタポモドーロ、オレンジとにんじんのサラダ、ヨーグルトムースの3品を作りました。
★材料とレシピです。
今回、材料の一部をソーシャルエナジー株式会社
「美味しい社会貢献プロジェクト」様のご協力で、
福祉作業所で作られた「授産品」を使わせて頂きました。
今回は、にんじん、バジル、ニンニクの3つです。
にんじんは葉付で、ちょっぴり泥のついた掘りたてです。
葉っぱは全部集めて先生がニンニク炒めを作ってくれることになりました。
無駄にしないで全部いただくって大切ですね。
★始めにえびさわけいこからご挨拶とお願いがありました。
「調理の前はきれいに手を洗いましょう!」
今回も指導してくれるのは、クッキングコーディネーターの水本果先生です。
いつも皆さん熱心に先生の説明を聞いてくださいます。
★まずはデザートのヨーグルトムースから作りました。
温めた牛乳に、ゼラチンと砂糖とヨーグルトを加えて固めただけなのですが、
ふんわりしたムースが出来上がります。
★サラダに入れるオレンジの実を取り出すのが今回のポイントです。
ドレッシングにオレンジの果汁を入れると、甘酸っぱくて爽やかなサラダが出来上がります。
★親子でオレンジの皮むきに挑戦中です。
果物ナイフの使い方には十分注意しましょう!!
兄妹でにんじんを洗ってます。
葉付のにんじんを見たことのない子供達もいました。
★パスタポモドーロはトマトソースのパスタのことです。
このトマトソースは簡単に作ることが出来ます。
トマトの水煮缶を使って、バジルを加えてさっと煮込むのがポイントです。
パスタを茹でている間に、サラダとデザートを準備します。
パスタは出来上がりをすぐにいただくのがポイントです。
冷蔵庫で冷やしたサラダを盛り付けてます。
★冷凍庫で固めたヨーグルトムースにフルーツをトッピングしています。
ムースは冷蔵庫で3~4時間掛けて固めるのですが、
今回は時間がないので冷凍庫で固めました。
時間がないときはべんりですが、気をつけないと凍ってしまいます。
3品完成しました。どれもおいしそうに出来上がりました。
★いよいよお待ちかねの試食タイムです。
皆さんいい顔してますね。上手く出来たのでしょうか。
先生のテーブルでパスタを少し多く作ったのですが、皆さんお代わりしてくれて完食しました。
お代わりまでしてくれて本当に嬉しかったです。
食後はえびさわけいこから「食育ミニ講和」がありました。(下記をご覧ください)
★楽しい食事会の後は、皆できちんと片付けて終了しました。
楽しく「作って」「食べて」「勉強して」みんなに伝わると嬉しいです。
【えびさわけいこ「食育ミニ講話」】
「パスタ」と「スパゲティ」の違いがわかる人?
パスタは、日本語の「麺」とほぼ同じ意味でイタリア語です。
だから、「そば」や「うどん」は ジャパニーズパスタ。
スパゲティは、パスタの1種類で、細長いひも状の麺の事を言いいます。
その他にパスタには、短い麺はペンネや、ラザニアなどいろんな種類があります。
パスタは、「イタリア料理」の主要なお料理のひとつです。
パスタの歴史をちょっとお話します。
今日も使った「乾燥パスタ」は、もともとは飢饉に備えるための保存食だったんです。
そして、庶民の人たちがチーズだけをかけて手でつかみ食べていたものなんです。
ところが、1770年代ナポリ国王がパスタが大好きで、
品良くスパゲティを食べたいと言って、
「先が四本のフォーク」が考案されたそうです。
食べ物には、
それぞれの地域の歴史や伝統があると言う事を、みんな忘れないでください!!
◇えびさわけいこから皆様へ◇
えびさわけいこは、講義・講演だけでなく、
みんなで調理したり、食べるなど、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。