7月5日に「歌舞伎教室(講習と鑑賞)&区政報告会」を開催しました。
区政報告の内容と歌舞伎教室の模様を報告させていただきます。
【えびさわけいこの区政報告】
1) 16年ぶりに議員提出議案が可決されました。
「旅館業に係る計画及び適正な管理運営に関する」条例が議員提出議案で可決されました。
6月15日に民泊新法が制定されました。
同時にマンションの一部屋でも旅館・ホテルができるなど「旅館業法」も緩和されました。
文京区議会では、区民の良好な生活環境を確保するため、議員が一丸となり、
①住宅玄関と旅館の出入り口は別にすること
②簡易宿所の入り口には、フロントを設けること
③旅館を開業する際に業者と近隣住民の協議が整わない場合、行政があっせんを行うこと
などを盛り込んだ議員提案条例が可決されました。
議員提案条例が可決したのは16年ぶりのことです。
2) 都バス車庫跡地の活用について
茗荷谷の都バス車庫跡地7000㎡中1700㎡を文京区でお借りできることになりました。
文京区で借りるところには、保育園・育成室・大塚地域活動センター・本の貸し出し機能・自転車置き場などが出来る予定です。
3) 介護施設が新しくオープンしました。
認知症グループホーム、小規模多機能型居宅介護、訪問方介護、地域活動支援センターなどが入った複合施設「グットライフケアセンター向丘」が新しくオープンしました。
車椅子のままでも入れるお風呂やなども完備された充実した施設です。
【歌舞伎教室の模様】
◆午前10時にシビックセンターに集合して地下鉄にて国立劇場に向かいました。
皇居の半蔵門の前に建つ国立劇場は、1966年11月1日本館(歌舞伎を中心とする大劇場・文楽を中心にする小劇場)が開場しました。
劇場入り口には連獅子の展示があり、座席は高低差があり3階席からも全体を見渡すことが出来ました。
坂東新悟さんによる【歌舞伎のみかた】の解説を聞き、中村錦之助さん中村時蔵さんら出演の【歌舞伎観賞】を楽しみました。
◆【歌舞伎のみかた】では舞台の特徴や見得、女方、立廻りなど歌舞伎ならではの表現、また、黒御簾音楽や竹本などについて解説がありました。
【歌舞伎観賞】は日本神話を題材とした近松門左衛門の名作「日本振袖始」。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)退治を描いた場面「出雲国簸の川(ひのかわ)川上の場」を観賞しました。
毒が回り本性を現した八岐大蛇に、素戔嗚尊は太刀で勇敢に立ち向かいます。
七体の分身によって表現された八岐大蛇とその猛攻をかわす素戔嗚尊の立廻りは見事で、迫力満点でした。
◆観賞後は劇場内のレストラン「十八番」でお弁当をいただきました。
えびさわから区政報告がありました。(詳細は上記をご覧ください)
◆最後に皆さんで「日本振袖始」のパネルの前で記念撮影。
梅雨時期の足元の悪い中ご参加いただいた皆さまありがとうございました。