11月8日にエビちゃん食育隊プロデュース「茶の湯入門・お茶席の作法」を開催しました。
護国寺さまの本坊(和室)をお借りして、
「茶の湯入門・お茶席の作法」を開催しました。
昨年に続き2回目の教室になります。
皆さまには「お茶とお菓子のいただき方」
を学んでいただきました。
その模様を報告させていただきます。
★本坊の和室に青い毛氈(もうせん)を敷いていただき、お茶席を作っていただきました。
今回はお席入りの所作から学んでいただきました。
まずは床の間の掛物とお花を拝見します。
続いてお道具の前に座って、お釜や水差しを拝見します。
先生にお道具の説明もしていただいきました。
最初にえびさわけいこから皆さんに、挨拶と先生の紹介がありました。
「エビちゃん食育隊代表のえびさわけいこです。
たくさんの方にご参加いただきとっても嬉しく思います。
初めての方でも気軽にご参加していただきたいと考えまして
茶の湯入門・お茶席の作法「お茶とお菓子のいただき方」を開催しました。
講師の先生は護国寺の貫首のご長女で表千家教授の黒田弘子先生です。
お点前は護国寺茶道部にて黒田先生がご指導されているお坊さまがやってくださいます。」
★水屋からお菓子が運ばれました。
お菓子はこの季節にピッタリの「菊」の生菓子でした。
★先生とえびさわけいこで、お菓子の取り回し方の手本を見せながら説明をしました。
お菓子が回ってきたらまずは隣の方に「お先に頂戴します」のご挨拶をします。
続いて亭主(主催者)に「頂戴します」の挨拶をして
お菓子器に付いている黒もじ(お箸)でお菓子を取ります。
お配りした懐紙と黒もじでお菓子をいただいてもらいました。
★お茶席で点てたお茶は正客と次客の方にお出して、三客目からは水屋で点てた
お茶を運びました。
先生とえびさわけいこで、手本を見せながらお茶のいただき方を説明しました。
お茶もお菓子と同じで隣の方に「お先に頂戴します」のご挨拶をしますが、
そのご挨拶の前に反対側の隣の方に「もう一服いかがですか?」と伺います。
そして自分の前にお茶碗を置いて亭主に「頂戴します」の挨拶をしてお茶をいただきます。
表千家では、お茶をいただく前にお茶椀を手前に2度回し、いただいた後は
飲み口を指で拭って清めて、奥に2度回してお茶碗の正面を元に戻します。
★最初は皆さん少し緊張気味でしたが、美味しいお茶とお菓子で緊張も取れたようでした。
二席目はお部屋を移って立礼席になりました。
立礼は机と椅子でお点前を行います。
皆さんでお茶を点てていただきました。
★二服目のお菓子は栗の干菓子です。
落雁、金平糖など砂糖菓子のような乾いたお菓子を干菓子といいます。
先程の柿の生菓子は主菓子といいます。
お母様と向い合せに座ってお互いの点てたお茶を飲みっこしていただきました。
★先生、お坊さまがお席を回ってお茶の点て方の指導してくれました。
えびさわけいこも茶筅の扱い方のアドバスをしました。
皆さんお茶を点てることに本当に興味があるようでとても楽しそうでした。
★最後はふくさのたたみ方のまで教わりました。
表千家は女性は橙色、男性は紫色で、たたみ方も違っています。
マイふくさを待ってきてくれたお子さんも何人かいて驚きました。
★最後にえびさわけいこから挨拶がありました。
「たくさんの方に参加していただいて、とてもよい教室になりましたので
春ごろまた開催出来たらと思うので、皆さんぜひご参加ください!!」
お子さまからご年配の方まで色んな年代の方がご参加くださり
楽しい教室になりました!!
お作法の勉強だけでなく日本文化にふれる貴重な体験となりました。
※お茶席の作法教室の詳細な模様は「エビちゃん応援隊ブログ」をご覧ください。
http://ameblo.jp/ebi-aruku/
皆さんに、食べることの大切さや、
みんなで食べる楽しさが伝わると嬉しいです。
えびさわけいこは、講義・講演だけではなく、
みんなで調理をし、食事をし、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。
Fooding Japan エビちゃん食育隊「料理教室」は、
エビちゃんこと「えびさわけいこ」(Fooding Japan代表)が
みんなにしっかり食べて元気になってもらいたい!!
食べ物の事、歴史や文化を知ってもらいたい!!
と、願って始めた「料理教室」です。
「Fooding Japan(フーディング・ジャパン)」は広く一般市民を対象として、
食育を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得する支援を行い、
健全な食生活を実践することが出来る人間を育てることを目的とする団体です。
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://foodingjapan.org/