10月29日に、エビちゃん食育隊プロデュース「秋の味覚を楽しもう!!」を開催しました。
今回は初めて、和食・魚料理を作りました。
和食料理屋さんを講師に迎え、
魚料理とおいしくご飯を炊くコツを学びました。
「さんまの塩焼き」と「きのこご飯」と
「お味噌汁」の3品を作りました。
調理の後、文京区議会議員で
フードアナリストのえびさわけいこから、
「食育ミニ講話」がありました。
今回のミニ講話のテーマは
「 旬(しゅん)と 健康 」です。
その模様を報告させていただきます。
★親子で、お友達同志で、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
順調に準備が整い、いよいよ始まりました。
えびさわけいこから皆さんに、挨拶とお願いがありました。
「手洗いをきちんとしましょう!!」
調理の前は清潔にしましょう。
先生は大塚三丁目の「やまもとや」の店主、保苅仁先生です。
材料と鮮度抜群のさんまです。
★先生の説明が始まりました。
いつもながら皆さん熱心に先生のお話を聞いてくれます。
まずはきのこご飯から作ります。
今回は、しいたけ、しめじ、まいたけを使います。
お米は今年収穫したばかりの新米です!!
お米は研いでから、ざるにあげて1時間位置いておくのが、おいしく炊き込みご飯を炊くコツです。
お米とお出汁ときのこを炊飯器に入れて軽く混ぜ、少し置いたら炊飯開始!!
きのこの風味を生かしたあっさりした炊き込みご飯です。
★今回のメインさんまの塩焼きにチャレンジします。
さんまは内臓を出さずにそのまま塩焼きにしてもおいしいのですが、
今回は内臓を出して魚の処理の仕方を勉強しました。
内臓を出したら、きれいに洗って、飾り包丁を入れます。
少し切れ込みを入れると早く火が通ります。
みんな頑張ってさんまの内臓を出しましょう!!
初めてなので、ちょっと緊張気味でしょうか。
★さんまの塩焼きには大根おろが付き物です。
おろし金で頑張って卸しました。
さんまは両面に塩をまぶして、よく温めた魚焼き器にのせます。
網に少しサラダ油を塗っておくとくっつかないですよ。
焦げないように火加減注意しながら、こんがり焼き上げます。
★さんまを焼いている間に、お造りの見学をしました。
三枚におろして、骨を取り除いて、皮を剥いで、先生の手際の良さにみなさんビックリです。
大根のツマをしいて、中骨の飾り台に盛り付けて出来上がり。
新鮮な身がつややかで、おいしそうに出来上がりました。
★きのこご飯が炊き上がりました!!新米ときのこの香りがたまりません。
炊き上がってから、10分位蒸らすのがコツです。
さんまは大根おろしとレモンを添えて、きのこご飯はみつばを散らして彩りよく、
豆腐とワカメのお味噌汁もおいしそうに出来ました。
★みんな揃って「いただきます!」
やっぱり和食はいいですね。
ご飯をお替りして、おいしくモリモリいただきました。
さんまの塩焼きは、芳ばしく焼けて本当においしかったです。
きのこご飯は新米がみずみずしくて、きのこの香りが贅沢でした。
さんまのお造りも試食しました。
身が締まって、とてもおいしかったです。
食事が終わったところで、みんな揃って「ご馳走様でした!」
最後にえびさわけいこから「食育ミニ講話」がありました。
【えびさわけいこ食育ミニ講話】
日本には「春・夏・秋・冬」と言う4つの季節「四季」があります。
それぞれの季節で、
その素材がもっとも美味しい時期や、収穫量がピークに当たる時期があります。
それを「旬(しゅん)」と呼びます。
旬の物は、カラダにもいいんですよ。
まさに、秋の旬の素材「さんま」・「きのこ」・「お米」を今日みんなで食べました。
美味しかったでしょ!!
「秋刀魚」の由来は、
秋によく獲れることと、細い柳葉形で銀色に輝くその魚体が刀を連想させることにあり、
「秋に獲れる刀のような形をした魚」との含意があります。
さんまには、血液の流れをサラサラにすると言われている
「エイコサペンタエン酸」が多く含まれてます。
脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるようですよ。
また、脳細胞を活発にし、頭の回転を良くすると言われている
「ドコサヘキサエン酸」も豊富に含まれてます。
この秋、さんまを食べて「カラダ」も「頭」の活発にしましょう!!
★楽しい時間は残念ながら終了です。
食器の後片付けも、調理台の掃除も、床掃除も、みんなで協力で、全て無事終了しました。
皆さんに食べることの大切さや、楽しさが伝わると嬉しいです。
◇えびさわけいこから皆様へ◇
えびさわけいこは、講義・講演だけでなく、
みんなで調理したり、食べるなど、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。