7月31日に、エビちゃん食育隊プロデュース「パンの定番メロンパンを作ろう!!」
を開催しました。
3月に引き続き2回目のパン作りです。
パン屋さんを先生に迎え、
おいしいパン作りを学びました。
今回は「メロンパン」と「ピザパン」
の2種類を作りました。
調理の後、文京区議会議員で
フードアナリストのえびさわけいこから、
「食育ミニ講話」がありました。
今回のミニ講話のテーマは
「パンの歴史」です。
その模様を報告させていただきます。
★親子で、お友達同志で、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
順調に準備が整い、いよいよ始まりました。
えびさわけいこから皆さんに、挨拶とお願いがありました。
「手洗いをきちんとしましょう!!」
調理の前は清潔にしましょう。
先生は茗荷谷の「パン屋K’eat(キート)」の店長、小野寺啓介先生です。
材料とレシピです。
前回は生地作りにもチャレンジしましたので、今回は生地はあらかじめ用意しました。
レシピにはパン屋さんで作っている生地と同じ材料が載せてあります。
★先生の説明が始まりました。
いつもながら皆さん熱心に先生のお話を聞いてくれます。
最初はメロンパン作りからです。
パン生地を上手く丸めるコツを説明中。意外とむずかしいです。
ビスケット生地は丸く伸ばして、パン生地をぐるっと包みます。
皆さんテーブルに戻ってパン作りスタートです。
ビスケット生地はバターがたっぷりなので、ベタベタするので手早く伸ばします。
★先生がパン作りのコツを教えてまわっています。
パン生地の丸め方のコツ分かりましたか?
ビスケット生地で包めたらメロンの模様をつけて、グラニュー糖をぐるっとまぶして出来上がり。
2次発酵の開始です。約1時間かかります
普通パンの発酵は35~36度ですが、メロンパンはビスケット生地に含まれている
バターが溶けてしまうので、低めの28度位で発酵させます。
★メロンパンを発酵させている間に、続いてピザパンを作ります。
簡単に出来るトマトソースを教えてもらいました。
トッピングの野菜を切ります。
包丁はみんな1回ずつチャレンジしました。
小さい子は大人と一緒に、危ないですからね。
ピザパンの生地は麺棒で伸ばします。
だんだんパン生地の扱いに慣れてきましたね。
★ベーコン、たまねぎ、パプリカ、とろけるチーズをトッピングして出来上がりです。
チーズがたっぶりでおいしそうです。
焼き上がりが楽しみです!!
ピザパンは2次発酵せずにこのまま210度のオープンで15分位焼きます。
メロンパンもふっくら発酵しましたので、180度のオーブンで10分くらい焼きます。
★メロンパン焼きあがりました。
甘い香りがたまりません。
続いてピザパン焼きあがりました
チーズがこんがりおいしそうです。
★おいしそうに出来上がりましたね!!
皆さんそろって「いただきます」
やっぱり焼きたてはおいしいですね!
メロンパンは生地はフワフワ、ビスケットはサクサクです。
ピザパンもチーズがとろけてすごくおいしいです!!
★最後にえびさわけいこから「食育ミニ講話」がありました。(下記をご覧ください)
楽しいパン作りは残念ながら終了です。
食器の後片付けも、調理台の掃除も、床掃除も、みんなで協力で、全て無事終了。
今回も楽しかったです。
食べることの大切さや、楽しさが伝わると嬉しいです。
【えびさわけいこ「食育ミニ講話」】
「パンの歴史」
一番最初のパンは、麦を石で挽いて粉状にしたものに水を加えて煮む
「お粥」みたなものだったそうです。
でもある日、そのお粥を数日放置しておいておいたら、
腐ってしまったそうなのですが、それを焼いたら、
軟らかくなって美味しかったんですって。
これが、現代につながる発酵パンの発明だと言われています。
日本には、ポルトガルの宣教師にが安土桃山時代だにパンを伝えたそうです。
だから日本語では、ポルトガル語のパン(pão)に由来して「パン」呼んでいます。
韓国語でパン(빵)と呼んでいるんですよ。
日本人は手先が器用だし、工夫する事も得意なので、
「あんぱん」や「カレーパン」などいろんなパンを生みだしました。
今日作った、「メロンパン」も日本人が作ったんですよ。
◇えびさわけいこから皆様へ◇
えびさわけいこは、講義・講演だけでなく、
みんなで調理したり、食べるなど、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。