7月29日にエビちゃん食育隊プロデュース「動物パンとベーグルを作ろう!!」を開催しました。
チョコの入った「カメパン」と
ゆでてから焼く「ベーグル」を作りました。
調理の後には、えびさわけいこから
「食育ミニ講話」がありました。
今回のミニ講話のテーマは「ベーグル」です。
その模様を報告させていただきます。
★順調に準備が整い、いよいよ始まりました。
えびさわけいこから、挨拶と先生の紹介がありました。
「エビちゃん食育隊代表の、えびさわけいこです。
たくさんの方にご参加いただきとっても嬉しく思います。
エビちゃん食育隊「料理教室」は、みんなにしっかり食べて元気になってもらいたい!!
食べ物の事を、いろいろ知ってもらいたい!! と考え始めた「料理教室」です。
今日はみんなで楽しく勉強しましょう!!
本日の先生は
茗荷谷のパン屋「キート」の店主小野田啓介さんです。
今日は、作って終わりではなくって、
パンが何で出来ているのか、発酵ってどうなるのかなど
そして、自分で作る楽しさを体験していってください。
さぁ、まずは手を洗いましょう!!」
★先生の調理台に集まって、お手本を見ながら説明を聞きました。
まずは「ベーグル」の作りです。
練乳クリームをサンドするスティック形のベーグルと、
チーズが入ったドーナツ形のベーグルを作ります。
先生の手早い作業に皆さん目が釘付けです。
★さぁ、今度はみんなで作ります。各テーブルに戻ってパン作りスタートです。
生地を伸ばして折りたたんで、段々細長くしていきます。
チーズベーグルはサイコロチーズを巻き込んで丸めます。
スティック形とドーナツ形に出来たら「発酵」させます。
★ベーグルを発酵させている間に、カメパンの説明を聞きました。
チョコクリームの入った胴体に手足をつけてカメさんにします。
★カメパンのチョコクリームは、入れ過ぎに注意です。
生地を小さく切り分けて、丸めてますね。
かわいいカメさんが出来るといいですね!!
カメさんの形が出来たら、またまた発酵させます。
★次は、発酵したドーナツ形のベーグルを、「沸騰したお湯で茹でます。」
茹でるともっちりした食感のベーグルになります。
皆さんもちょっとドキドキしながらベーグルを茹でました。
茹でたらチーズをトッピングして、オーブンで焼きます。
★チョコクリームで甲羅柄を描いて、オーブンで焼きます。
自分の好きな模様を描きました。
★チーズベーグルが焼きあがって完成です!!
こんがり焼けたチーズがおいしそうです。
カメパンも焼きあがりです!!
とってもユニークなカメさんが出来きました。
★練乳クリームサンドベーグル、チーズベーグル、
チョコクリーム入りカメパンの3品完成です。
いよいよお楽しみの試食の時間です。
エビちゃんの掛け声で、全員そろって「いただきます!!」
皆さんでテーブルを囲んで楽しくおいしくいただきました。
焼きたてのパンはやっぱり最高です。
それぞれ、形、食感、味わいとどれも違ってとってもおいしかったです。
★「えびさわけいこから食育ミニ講話」がありました。
【エビちゃん食育ミニ講話】
「ベーグルは、どこで生まれてか知っていますか?」
いろんな説があるようです。
有名なお話は、17世紀の終わりごろに
オーストリアがトルコから攻められた時、
ポーランドの王様がオーストリアを守ってくれました。
そこでそのお礼に、
オーストリアは、ポーランド王国へ感謝の気持ちとして、
ウィンのユダヤ人パン職人にパンを作らせ献上したてそうです。
そのパンのカタチは、乗馬好きだったポーランド王様に喜んでもらえるよう
乗馬で使用する鐙(あぶみ)に似ていたそうです。
ドイツ語で鐙は、ビューゲル[buegel]といい、
これがベーグル[bagel]の由来のようです。
やがてベーグルは、移民としてやってきたユダヤ人たちによって
ニューヨークに広まっていきました。
今日は、茹でてから焼いたベーグルと、
茹でずに焼いたベーグルと2つ作りました。
「同じ素材(生地)なのに、調理方法を変えると
全く食感が違ったことがわかりましたか?」
作る過程で「茹でる」ことで、どっしりと重く
モチモチとした食感が生まれるんですよ。
食事が終わったところで、
みんな揃って「ご馳走様でした!!!」 美味しかったですね。
★食器の後片付け、調理台の掃除、床掃除、
すべてみんなで協力して行います。
料理教室の詳細な模様は「エビちゃん応援隊ブログ」をご覧ください。
http://ameblo.jp/ebi-aruku/entry-11336223849.html
皆さんに、食べることの大切さや、
みんなで食べる楽しさが伝わると嬉しいです。
えびさわけいこは、講義・講演だけではなく、
みんなで調理をし、食事をし、
実際に「食」に触れながら「食育」を考えていきます。