12月15日に「都庁見学&区政報告会」を開催しました。
区政報告の内容と都庁見学の模様を報告させていただきます。
【えびさわけいこの区政報告】
1)成年後見制度について
認知症などにより判断が出来ず支援が必要にもかかわらず、成年後見人を得ることができない方が増えています。
今後は、弁護士等の専門職だけでは「成年後見人」の不足が想定されるので、文京区独自で区民後見人の養成する仕組みを検討しています。
2)児童相談所について
法改正により、特別区においても「児童相談所」の設置が可能になりました。
現在、全庁をあげての課題の洗い出しと心理職等専門職などの人材確保や育成を実施しています。
設置場所は、小石川三丁目の旧合同宿舎小石川住宅跡地の取得に向け調整を行っています。
3)中学生の部活動について
中学校によって部活の種類や数が異なります。
今後は、生徒の技術等の向上や教員の負担軽減できるよう外部指導員の導入をしていきます。
また、専門性を有するNPOや大学とタイアップをし、学校という単位で考えずに生徒が部活が楽しめる運営方法も検討していきます。
4)公衆のトイレ整備について
老朽化した公衆トイレの整備を進めています。
洋式化すると同時にトイレットペーパーの設置もしていきます。
公衆トイレ清掃の際にトイレットペーパーの補充も行います。
5)平成29年3月に区制施行70周年を迎えます。
70周年記念事業として新たな『文京区史』の編さんを行います。
文京区誕生から今日に至るまでの歴史と発展の記録を後世に引き継ぐとともに、70年の歩みを振りかえり、将来に向けた本区のさらなる発展の指針としていきます。
また1月6日より、原動機付自転車の文京区オリジナルナンバープレートの交付も開始されます。
ナンバープレートのデザインは、公募の中から夏目漱石の作品「吾輩は猫である」に登場する猫が描かれています。
【都庁見学の模様】
◆午前10時45分にシビックセンターに集合しました。
ひまわり会の旗を持ったえびさわが先導して大江戸線で都庁まで移動しました。
初めに都議会議事堂の見学に向かいました。
◆まずは1階にある議会レストランでの昼食でした。
都議会議事堂の入り口では中屋先生がお忙しい中お出迎えくださり、ご挨拶いただきました。
昼食はボリュームもあって大変美味しかったです。
えびさわから区政報告がありました。(詳細は上記をご覧ください)
◆都議会議事堂7階の本会議場で午後1~3時まで傍聴をしました。
12月15日は1日から始まった平成28年第4回定例会会議の最終日で議案の議決が主な内容でした。
本会議場には「二元代表制」の象徴として、大理石の直径3mの黄色い円窓を設置しています。
都庁第一本庁舎の知事室の円窓と同じ高さに設置され、更に光の線で結ばれるという意味を込め、
外光により輝くようになっています。
予算特別委員会が開催される「第15委員会室」も見学しました。
◆都議会議事堂から都庁第一本庁舎に移動しました。
第一本庁舎知事室の丸窓にデザインされている東京のシンボルマークは“TOKYO”の頭文字である
アルファベットの「T」を図案化したもので、躍動、繁栄、潤い、安らぎを表現しているそうです。
第一本庁舎の南展望室に上がり地上202メートルからの眺めを満喫しました。
北東方面にはスカイツリー、西方面には富士山を望むことが出来ます。
◆展望室のカフェで休憩して、最後に2020年のオリンピック・パラリンピックに向けての
「TOKYO2020」の展示を見学しました。
リオで小池知事が「パラリンピック・フラッグハンドオーバー・セレモニー」を行った旗と
「1964年東京オリンピック」の旗が展示されていました。
今回は現在話題になっている事を身近に感じることが出来、改めて考える大変よい機会と
なりました。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。