12月10日に「日本銀行・貨幣博物館見学&区政報告会」を開催しました。
区政報告の内容と日本銀行・貨幣博物館見学の模様を報告させていただきます。
【えびさわけいこの区政報告】
◆文京区立青柳保育園の改築計画が始まります。
老朽化した区立青柳保育園の園舎を全面改装することになりました。
安心・安全な保育園になるよう来年度(平成28年度)から設計に入り、
3年後のリニューアルオープンを目指して計画を進めてまいります。
◆歯科検診の回数が増えます。
日本歯科医師会の報告によると、歯の数が多いほど認知症発症が低いとのことです。
区の歯科検診は30歳から70歳の区民に対し10年おきに行われているのみです。
えびさわは、回数を増やして欲しいと要望をしてきました。
来年度からやっと5年に1度に回数が増えます。
しかし、まだ75歳以上の後期高齢者の歯科検診は実施されておりません。
認知症リスクが高まる高齢者にも実施するよう今後も要望していきます。
◆文京区民センターかリニューアルされます。
平成28年4月に文京区民センターがリニューアルオープンします。
1階には私立の認可保育園が、2階・3階には区民センターや会議室が、
地下1階と4階には社会福祉協議会が運営する「ボランティア・市民活動センター」
などの機能が拡充されます。
えびさわは、新しい施設のトイレは「杖置き」の設置や「ユニバーサルデザイン」の
ものにするなど人に優しい施設にして欲しいと要望をしました。
【日本銀行・貨幣博物館見学の模様】
◆文京シビックセンターに集合して、地下鉄で日本橋まで移動しました。
ひまわり会の旗を持ったえびさわの先導で三越本館に向かいました。
地下道には江戸時代の日本橋の風景が描かれた絵巻「凞代勝覧(きだいしょうらん)」
(凞ける御代の勝れたる大江戸の景観)が展示されていました。
◆昼食は三越本館のレストラン「雪月花」(安政4年創業で150年続く、
日本橋の老舗「榮太郎総本舗」のお店です)でお赤飯の付いたお弁当をいただきました。
えびさわは皆さんのお席を回って区政報告をしました。(報告の内容は上記をご覧ください)
◆最初に11月21日にリニューアルオープンしたばかり貨幣博物館を見学しました。
貨幣博物館は古代から現代までのお金やお金の関する絵画や、道具を収集し研究しています。
お金の歴史や役割が分かり易く展示されていて、昔の貴重な貨幣などを見ることが出来ます。
◆レプリカを使って実際の重さなどを体験したり、見所が多くあってとても興味深かったです。
続いて向かい側にある日本銀行を見学しました。
日本銀行は明治15年に開業。
元は永代橋のたもとで営業していましたが、3代目の総裁の時にこの地に本館を建設。
設計は辰野金吾博士です。
ここは「金座」(江戸時代に幕府の金貨の製造所があった場所)の跡地で、
両替商が多くあった場所でした。
本館は国の重要文化財に指定されています。
◆旧館1階の旧営業場(以前窓口のあったところ)、旧館地下1階の地下金庫の入口
(明治29年から平成16年まで108年間使用。厚さ90センチ、重さ25トン)、
旧館2階の史料展示室(旧館の建物中央にある緑色のドーム<丸屋根>の真下)、
新館1階の現在営業している営業場などを見学しながら、
日本銀行の歴史や業務を説明していただきました。
身近なお金のことを改めて考えるよい機会となりました。